2冊に共通する「歴史観」筆者はジャンルを問わず、乱読と言っていいほど本をよく読む。最新刊の中でイチ推しは安倍龍太郎の『ふたりの祖国―Their Homeland』(潮出版社。定価2420円)である。帯の表に「大統領親書の罠から天皇を守れ―朝河貫一×徳富蘇峰―満州事変から日米開戦―真の愛国とは、正義とは何か」の文字が躍る。帯裏には「戦後80年――透徹した『史眼』でアジア・太平洋戦争の真実に迫る渾身の歴史小説」とある。熱