レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールは、美しくて決定的なだけではない。奇跡的でもある。ポーランド『Fakt』が伝えた美しい物語のことだ。14歳の少年が、アイドルであるC・ロナウドのゴールで意識不明から戻ったというのである。

デイビッド君は昨年8月、自転車を走行中に自動車にひかえる事故に遭った。意識不明の重体だ。絶望に打ちひしがれる両親は、目を覚まさないデイビッド君に、彼が大好きなC・ロナウドの試合を聞かせるように専門家に訴えた。レアルやポルトガル代表の試合だ。

“治療”を始めて3カ月。その成果が表れた。昨年11月19日、C・ロナウドがワールドカップ予選プレーオフでスウェーデン代表にハットトリックを決めた試合で、デイビッド君は目を覚ましたのだ。

話を聞いたC・ロナウドは今月2日、デイビッド君をレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウへと招待した。チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのボルシア・ドルトムント戦だ。試合はレアルが3−0で勝利した。

デイビッド君の母親は「マドリッドへの招待をメディアから聞いたとき、デイビッドは感動で泣き始めました」と明かした。

試合後、C・ロナウドはデイビッド君と話をした。彼に話しかけ、抱きしめて、いくつかサインをし、最後には白のユニフォームをプレゼントした。デイビッド君の完全な回復を願いつつ。