【夏場所解説】霧島が単独首位もまだ分からない優勝争い 武蔵川親方「自分の相撲をしっかり取り切ること」
「大相撲夏場所・13日目」(22日、両国国技館)
大関霧島が琴栄峰との2敗対決を物言いの末、逆転のうっちゃりで制し、11勝目を挙げて単独首位に立った。1差で琴栄峰、義ノ富士、若隆景の3人が追う。結びの一番を、デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方が解説する。
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霧島が2敗を守って再び単独トップに立ったね。結びの一番での2敗対決は琴栄峰に攻め込まれて、最後にうっちゃり。物言いがついて軍配差し違えで勝利をつかむ形になったけど、それでも勝ちは勝ち。土壇場であの技が出るように体は動いているし、足腰の粘りもある。千秋楽まで自分の相撲をしっかり取り切ることが大事だね。
あと一歩のところまで追い詰めた琴栄峰も力は発揮したよ。もう少し腰を落として、脇を締めて出ていれば、最後の逆転技も防げていたんじゃないかな。
霧島が一歩リードしたとはいえ、残り2日間あるし、まだ優勝争いは分からないよ。3敗の3人は、霧島との直接対決はもう終わってしまったけど、諦めずに千秋楽まで自分の相撲に集中してほしいね。
