エムスリー、収益回復基調も株価f下落 アナリストは強気維持
エムスリー(2413、東証プライム)。手元の会社四季報は「ソニーG関連会社(ソニーGが筆頭株主)。医療従業者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。治験等の周辺分野開拓」(特色欄)とし、【回復基調】と銘打った業績欄で「27年3月期は・・・、海外も伸び営業益復調」と記している。
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主たる事業は後述するが、この間の収益動向はこんな具合。
2020年3月期「15.8%増収、11.5%営業増益、1.5円増配8円配」-「29.2%増収、68.8%増益、12円配」-「23.0%増収、64.1%増益、16円配」-「10.9%増収、24.3%減益、19円配」-「3.5%増収、10.6%減益、21円配」-「19.3%増収、2.2%減益、21円配」。
そして今26年3月期は「26.4%増収(3600億円)、11.2%増益(700億円)」計画。第3四半期で売上予想の73%、営業利益予想の89%方を積み上げている。
23年3月期のセグメント別収益は「海外」が円安効果で19.8%の増収も、営業利益は62.1%減益。対して今期の第3四半期は海外事業を「北米治験で米国の政策転換によりワクチン関連でマイナス影響が発現したが、欧州・その他地域がオーガニック成長や買収効果により堅実な実績となったことに加え売上収益のミックスの改善等もあり、7.6%増収、19.3%の増益となった」としている。
エムスリーの社名はMedicine(療)、Media(メディア)、Metamorphsis(変容)を意味する3つのMを示す。主たる事業と内容は、以下の通り。
<メディカルプラットフォーム>: 「会員医師へのインターネットを介した医薬・医療の情報提供」-「医療機関向け電子カルテ等の開発・販売」-「医療機関向け医療機器の開発・販売」。
<エビデンスソリューション>: 「大規模臨床研究の支援」-「治験実施医療機関向け治験業務の管理・運営」。
<キャリアソリューション>: 「医療従業者向け総合人材/キャリアサービス」。
<サイトソリューション>: 「医療機関・ホスピス・居宅介護支援向けサービス支援」。
<海外事業>: 国内事業の海外展開。
本稿作成中の株価は1500円台入り口。昨年11月初め2800円台まで買われた後、右肩下がりに転じ1月13日の2178円を通り過ぎ、4月23日に年初来安値1468円まで売られ小戻し場面。が「益回復基調」を反映するように、IFIS目標平均株価は算出者11人中8人が強気/中立3人。2541円。さて・・・
