アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「スプルーアンス」が「壮大な怒り作戦」中に洋上補給のため給油艦「ヘンリー・J・カイザー」に接近する様子=3月10日/US Navy/US Central Command Public Affairs/File

(CNN)19日にイランの貨物船に砲撃し、拿捕(だほ)した米海軍所属の艦船「スプルーアンス」は、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦だ。

米中央軍によると、スプルーアンスはイラン船籍の貨物船「トゥスカ」の機関室に5インチ砲で「数発」を発射し、航行不能にした。トゥスカにはその後、米海兵隊が乗り込み管理下においた。

海軍の資料によると、スプルーアンスの5インチ砲Mk45は艦船、航空機、地上目標への利用を目的として設計されている。

Mk45は1971年に初めて配備された。射程は通常弾薬で約24キロ。

海軍によると、Mk45は全自動式で毎分16〜20発を発射でき、弾倉は下部給弾室の乗組員が再装塡(そうてん)して使用できる。

スプルーアンスは、魚雷、巡航ミサイル「トマホーク」、弾道ミサイル迎撃用のスタンダードミサイル、短距離ミサイル・航空機防衛用のミサイル「シースパロー」など、さまざまな兵器を搭載している。

排水量は約9000トン、全長は500フィート(約152メートル)超で、乗組員329人を擁する。2011年に就役し、現在は空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群を構成する。母港はサンディエゴ海軍基地。

スプルーアンスは、第2次世界大戦中のミッドウェー海戦で米空母部隊を指揮したレイモンド・スプルーアンス提督にちなんで命名された。この海戦で米海軍は日本の空母4隻を撃沈し、太平洋戦争の局面を変えた。