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AMDの最強のゲーミングCPU「Ryzen 7 9850X3D」は今のところ競合がいなくて無敵モードですが、それが崩れる日が来ちゃうかも。

次はIntelの次世代デスクトップCPU「Nova Lake」が、今後のゲーミングPCのパワーアップの鍵を握っています。今後、超高価なデスクトップ向けパーツの世界で競争がより激化するかもしれません。

Intelのこのチップのコードネーム「Nova Lake」は、デスクトップ向けの「Core Ultra 400S」シリーズとして登場すると予想されます。海外メディアの VideoCardzは、この新しいチップのロードマップをリークし、Intelの今後のマイクロアーキテクチャについて、「Coyote Cove」という高性能(P)コアと、「Arctic Wolf」という高効率(E)コアを組み合わせた構成になりそうと報じています。最上位モデルになると、なんと52コアというモンスターCPUが出てくる可能性もあり、これは激しいAI処理やその他の計算負荷が高い作業を行う人以外には、持て余すレベルの性能です。

5種類のチップ設計とその構成によって、8コア、16コア、さらには28コアのプロセッサが登場する可能性があります。さらに高性能(P)コアと、「Arctic Wolf」という高効率(E)コアの組み合わせによって、さらにバリエーションは増えるかも。

重要なのは、どのチップが強化されたキャッシュに対応するかという点で、過去の噂では、Intelがこの追加のオンチップメモリ(一般的にキャッシュと呼ばれるもの)に「Big Last Level Cache(bLLC)」という名称を使っているとのこと。このbLLCはチップのサイズを大きくする可能性がある一方で、リアルタイムグラフィックスの性能向上に繋がると予想されます。

なぜAMDのX3Dチップはゲームに強いのか?

Image:AMD

そもそも、AMDの最新プロセッサがゲームに強い理由は、メモリをどのように扱うかの扱いに工夫があるからです。

AMDのX3DチップはCPUの上にキャッシュを積み重ねる構造のため、通常よりも高速にメモリへアクセスできるようになっています。この技術は特にゲームをプレイするために強みを発揮します。「AMD Ryzen 9 9950X3D Dual Edition」は、他のX3Dチップの2倍の3D積層キャッシュを搭載していて、クリエイターとゲーマーの両方を意識して設計しているもので、価格は900ドル(約14万円)となっています。

Intelが今後どのような動きになるか注目ですね。