【漫画】本編を読む

 疲れた大人たちが屋台に集まるように、屋台で語らう赤ちゃんたちの姿を描いた漫画『屋台ヤケミルク』(はみだしみゆき)。今夜も赤ちゃんたちは、ミルクを片手におしゃべりに花を咲かせている。

 この日、屋台の常連であるモモコは、自分のアルバムを持参していた。数カ月前に撮った写真にもかかわらず、「昔の写真なんてちょっと恥ずかしいけど…」とませた口ぶり。さらに生後10日の写真を見ると、「この頃は私も細かったわあ〜」と感慨深げに呟いた。

 一方、のんちゃんが持ってきたのは、なんとエコー写真。身長はわずか3.5cmほどだという。それを見たモモコは「面影あるぅ〜!」と大はしゃぎ。確かによく見ると、のんちゃんの双葉のような髪型はこの頃からの特徴だったようだ。

 子どもの成長は本当にあっという間。数カ月前の写真ですら「昔のこと」と感じるのだから、ほんの数週間で見た目や仕草が大きく変わるのも当然だろう。

また成長は何も体の大きさだけではない。ある日、モモコはひとつ大きな進歩を遂げていた。のんちゃんも気がつかないほど、見た目には分からない変化。それはオムツがテープからパンツタイプになったことだ。

 つきっきりで子育てをしていると、1日が長く感じることも多い。しかし気づけば、子どもは少しずつ確実に成長している。一瞬の変化も見逃さず、心に刻んでおきたい。

文=ハララ書房