通常は“売り材料”だが…売上不振で業績を下方修正も、なぜかストップ高まで買われた「アイウェア銘柄」の正体【昨日動いた個別株】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2026年4月13日(月)の騰落率ランキングをお伝えします。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:TSIホールディングス〈3608〉……前日比+234円(+20.78%)/終値1,360円
【売買材料】
4月10日(金)取引時間終了後、同社は26年2月期(前期)の連結決算と同時に、27年2月期(今期)の通期業績予想を発表。今期の売上高予想を前期比+19.7%の2,000億円、最終利益は同2.0倍の77億円と、大幅な増収増益を見込んでいる。加えて、年間配当予想は同+30円の70円に引き上げ、さらに取得株数330万株・取得総額30億円を上限とする自社株買いの実施も発表。これらが好感され投資資金が殺到、前日比20%を超える上昇となった。
2位:ジンズホールディングス〈3046〉……前日比+1,000円(+18.62%)/終値6,370円
【売買材料】
4月10日(金)取引時間終了後、同社は26年8月期第2四半期累計連結決算を発表。国内アイウェア事業において、一部商品の売上が振るわず通期の業績予想を下方修正した。しかし、市場はすでにこれらを織り込んでいたとみられ、下方修正幅が「想定よりは小幅」との受け止めからか買いが集中、ストップ高となった。
3位:寿スピリッツ〈2222〉……前日比+192.5円(+10.45%)/終値2,034.5円
【売買材料】
4月10日(金)取引時間終了後、同社は26年3月期の通期売上高について、前期比+8.9%だったと発表。増収基調の継続が好感され、買いを集めたとみられている。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:大黒天物産〈2791〉……前日比−520円(−10.51%)/終値4,430円
【売買材料】
4月10日(金)取引時間終了後、同社は26年5月期第3四半期累計連結決算を発表。売上高は前年同期比+9.8%と増収も、営業利益が同−41.2%の大幅減益となっており、これを嫌気した売りが膨らんだ模様。
2位:タマホーム〈1419〉……前日比−405円(−9.98%)/終値3,655円
【売買材料】
4月10日(金)取引時間終了後、同社は26年5月期第3四半期累計連結決算を発表。売上高は1,208億2,400万円(前年同期比−2.5%)、経常損益は33億7,900万円の赤字(前年同期は52億5,600万円の赤字)となった。また、配当予想をこれまでの196円から125円に減額修正しており、これらを嫌気した売りが重なった。
3位:ケイアイスター不動産〈3465〉……前日比−355円(−9.57%)/終値3,355円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。
