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北九州市の日本製鉄で15日、鉄を作る新たな設備の建設が始まりました。現在の「高炉」に代わって、今後運用される「電炉」です。

北九州市戸畑区の日本製鉄・九州製鉄所八幡地区で建設工事が始まったのは、年間およそ200万トンの鉄を生産できる世界最大規模の電炉です。

これまでの高炉では、石炭由来の燃料を利用して原材料を溶かし鉄を作っていましたが、電炉では電力を利用して鉄を作るため、二酸化炭素の排出量を大幅に削減することができます。

事業費は、およそ6300億円です。

■日本製鉄・九州製鉄所 中田昌宏 所長
「次のカーボンニュートラルの時代を見据え、大きくプロセスを転換するべきであり、次の世代に対しての貢献だと考えています。九州の活性化、地域にしっかり貢献していきたいと考えています。」

日本製鉄・九州製鉄所八幡地区で建設される電炉は、2029年度中の稼働を開始し、2030年度中に現在の高炉から電炉に完全移行する予定です。