世界で2つ目の大発見!祖父の遺品「ブリキの東京駅」が本人評価額の5倍に:開運!なんでも鑑定団
【動画】世界で2つ目の大発見!祖父の遺品「ブリキの東京駅」が本人評価額の5倍に

依頼品は「ブリキの東京駅」。依頼人が、3年前に他界した祖父の遺品整理の際に見つけたものだ。

戦前の東京駅の姿を克明に再現した逸品で、側面のハンドルを回すと、「カン、カン」と音を立てながら小さな電車が駅のホームをゆっくりと走る。
入手経緯は不明。依頼人がインターネットで調べたところ、ある記事に全く同じ品の写真が掲載されており、「現存数は世界で1つ」と記されていたという。もしそれが事実なら、依頼人の持つ品は世界で2つ目の大発見ということになる。
1914年に第一次世界大戦が勃発すると、当時世界のおもちゃ市場の半分を占めていたドイツに代わり、日本に注文が殺到。安さと丈夫さ、そして多彩な動きで、世界中の子どもたちを魅了した。
ブリキおもちゃのモチーフは、人物や動物、乗り物、建物など多岐にわたり、開業当時の東京駅など、その時々の世相を反映したものも数多く作られた。中でも、1914年に開業した東京駅を模したものは人気が高く、駅と電車がセットになった複雑な仕掛けのおもちゃが次々と誕生した。

依頼品の左側には煉瓦造りの東京駅舎があり、中央には高架が架かっている。東京駅が開業したのは1914年。箱には当時の駅の様子が描かれていることから、その頃に作られたものだと思われる。
実は、依頼人がネットで見つけた「現存するのはこの1点のみ」という記事は、今回の鑑定を務める「TOY MUSEUM」館長・北原照久氏のコレクションを紹介したもの。記事には「玩具が文化財として認定されるとしたら、必ず選ばれるべき歴史的お宝と考えます」と記されていた。(文:本多 徹/古玩具研究家・コラムニスト noteより)
本人評価額は30万円とした。

鑑定結果は…なんと150万円! 本人評価額の5倍となる高額で、スタジオに歓声が。
鑑定を担当した北原氏は「僕が持っているもの以外で、初めて見ました」とコメント。大正の終わりから昭和初期に作られたものだという。

2つを比べてみると、木のオブジェに違いが。
北原氏の所有品にある木は「サクラ」だが、依頼人の品にあるのは「ニセアカシア」という別の種類の木。
右側には皇居と富士山が描かれており、北原氏は「一つのおもちゃでこれだけ情景を凝縮したおもちゃはあまりない」と絶賛した。

「すごく大事なのは、その箱です。大正モダンガールのお母さんと子どもが、まさにその時代を映しています。仕掛けはどこかで詰まってしまっていますが、直らないものではないので、ちゃんとくるくる一周動くようになると思います」(北原氏)
世界で2つ目となる発見に、スタジオは大きな盛り上がりを見せた。
