Microsoftがついに巨大タッチスクリーン「Surface Hub」の生産を終了

Microsoftが「あらゆる場所で共同作業を実現するコラボレーションデバイス」として販売している、巨大タッチスクリーンを持つ「Surface Hub」シリーズの最新モデルである「Surface Hub 3」の生産を終了すると発表したと、Windows Centralが報じています。
Surface Hub is dead: Microsoft pulls the plug on its 50-inch and 85-inch collaborative touch displays | Windows Central

Microsoft’s finally giving up on its massive Surface Hub touchscreen displays | The Verge
https://www.theverge.com/tech/912114/microsoft-surface-hub-displays-discontinued
2015年1月、MicrosoftはSurfaceシリーズに巨大タッチスクリーンを搭載したオフィスでの利用を想定したデバイスの「Surface Hub」を発表しました。
84インチ4Kディスプレイ搭載の巨大端末「Surface Hub」をMicrosoftが発表 - GIGAZINE

テクノロジーメディアのWindows Centralが、Microsoftの関係者から「MicrosoftはSurface Hub 3の生産を終了し、次期Surface Hub 4を販売する計画もすべて中止した」という情報を入手したと報じました。
Surface Hub 3の生産は終了したものの、Microsoftやサードパーティー販売店にはまだSurface Hub 3の在庫が残っているため、販売はしばらく続く予定だそうです。Surface Hubはもともと法人顧客向けに販売されていたデバイスで、会議室での利用を想定した巨大タッチスクリーンデバイスとなっています。新型コロナウイルスのパンデミック以降、ビデオ会議が普及したタイミングなどで、企業が複数台をまとめて購入するケースが多かった模様。
Surface Hubは50インチと85インチの2サイズ展開で、50インチモデルが8000ドル(約130万円)から、85インチモデルが2万ドル(約320万円)からという価格設定でした。Surface Hubのユニークな点は、ディスプレイと演算処理ユニットが分離している点で、ディスプレイを交換することなく端末をアップグレードすることが可能です。

Surface Hub 3は2030年末までOSとファームウェアのアップデートによるサポートを受けられます。そのため、Surface Hub 3がすぐに使えなくなることはありません。
なお、Surfaceは2023年にデュアルスクリーン搭載スマートフォンであるSurface Duo、32インチのSurface Studio AiO、14インチのSurface Laptop Studioといったデバイスの販売を終了しました。
Microsoftが第一世代Surface Duoのサポートをわずか3年間で終了したことを発表 - GIGAZINE

MicrosoftはSurfaceシリーズでSurface ProとSurface Laptopに注力しており、両製品ラインにはさまざまな価格帯のバリエーションが存在しています。ただし、奇抜な形状の製品は姿を消しつつあるとWindows Centralは指摘しました。
