「ボール、ボール、ボール、またボール」佐々木朗希の改善見えぬ苦闘 韓国メディアはド軍の起用に疑問符「失望感が募っている」

制球の課題を突き付けられ、その壁を越えられずに苦闘が続いている佐々木(C)Getty Images
この日も制球に苦しんだ。現地時間4月12日、ドジャースの佐々木朗希が本拠地でのレンジャーズ戦に先発登板し、4回(94球)を投げ、被安打5、2失点、6奪三振、5四球の内容で降板となった。
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なかなかリズムが掴めない。最速は98.3マイル(約158.1キロ)を叩き出した佐々木だったが、ひとたびボール球が出始めると四球を繰り返す、“悪癖”はまたも改善できず。3回にエバン・カーターにストライクを取りに行った初球、97.1マイル(約156.2キロ)の4シームを打たれて被弾。さらに四球と暴投が絡んでピンチを招き、ジョシュ・スミスに適時打を打たれて2点目を失った。
試合後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「最小限の失点で抑えたし、試合を制御不能な状態にはさせなかった」とポジティブな評価を下しつつも、「今日のボールの質や、空振りを取れていたことを考えると、本来ならもっと長いイニングを投げられたはずだ」と、球数がかさんだ結果、効率性を落とした内容を追求した。
なかなか課題解決の糸口が見いだせない佐々木。もがき続ける24歳の現状は、各国メディアでも小さくない話題となっている。韓国の日刊紙『スポーツ朝鮮』は「ボール、ボール、ボール、またボール。依然として調子が出ない佐々木にロバーツ監督の信頼も揺らぐか?」と銘打った記事を展開。その中で、苦しい内容を繰り返している日本人右腕への辛辣な意見を綴っている。
「ロバーツ監督は、オープン戦期間中に続いた佐々木の制球難について『あまり気にしていない』という姿勢を示していた。あくまで調整期間であり、シーズンに入れば、本調子を取り戻すだろうという見立てだった。しかし、シーズン開幕後の3登板で佐々木は期待外れの結果に終わっている。一向に改善の兆しが見えないこともあり、チームの信頼にも少しずつ亀裂が生じ始めそうだ」
また、同じく韓国日刊紙『スポーツコリア』も「今回の登板でも、佐々木の不安定な制球力と決め球の完成度の低さという課題はあまり改善されなかった。結局、94球を投げても4回を辛うじて投げ切るほど、制球が乱れた」と指摘。「彼に対する否定的な雰囲気は、以前よりも強まっている。レギュラーシーズンに入っても大きな進歩が見られないため、失望感が募っている」と断じた。
3登板(13回)で、防御率6.23と苦しむ佐々木に光明は差し込むか。球威は問題ないが、制球面の課題を克服しない限り、厳しい時間は続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
