Unitreeの人型ロボットH1が秒速10mを達成、ウサイン・ボルトの人類最速記録に迫る

中国のロボティクス企業Unitreeが開発した人型ロボットが、秒速10メートルで走ることに成功しました。ウサイン・ボルトの持つ100m走の世界記録「9秒58」に迫るものだとUnitreeはアピールしています。
10m/s!! Unitree Breaks the World Record Again😊
With the physique of an ordinary person, running at a world champion’s speed!
Leg length: 0.4+0.4=0.8m, body weight: approx. 62kg!
H1: “Give me one more chance, give the world one more honor!” pic.twitter.com/Fk4Zo9zKit— Unitree (@UnitreeRobotics) April 11, 2026
10m/s!! Unitree Breaks the World Record Again😊 - YouTube
Unitree’s H1 robot hits 10 m/s sprint speed, getting close to Usain Bolt’s 100m world record - Global Times
秒速10mを記録したのは「H1」という人型ロボットです。脚の長さは約80cm、体重は約62kg。Unitreeが公開した動画では上半身がほとんど動かない独特のフォームで全力疾走するH1の姿を見ることができます。

測定機器には1秒当たり10.1mという速度が表示されました。

Unitreeの王兴兴(Xingxing Wang)CEOは以前、「ヒューマノイドロボットが2026年半ばまでに100m走で10秒の壁を突破し、ボルトの速度を上回る可能性がある」と述べていました。
「走る」という行動は、中国の人型ロボットメーカーにとって主要なテスト指標の一つとなっています。2025年の世界人型ロボット競技大会では、中国のAIロボティクスイノベーションセンターが開発した「天工ウルトラ」が21.50秒で100m走に優勝し、UnitreeのH1を上回りました。さらに天工ウルトラは2025年4月19日に開催された世界初の人型ロボットハーフマラソンに参加し、約2時間40分のタイムで優勝しました。このほか、MirrorMeという企業も秒速10mの記録を達成したと公表しています。2026年4月19日には、第2回人型ロボットハーフマラソンが開催される予定です。
