【日本代表のW杯メンバー26人予想】鎌田が主役のチームに? ベンチに置きづらい守田は落選か、GKのひとりに“PK職人”をチョイス
ただし、その三笘の分、左ウイングハーフが1枚手薄になったので、補充しなければならない。中村と三笘が同時スタメンの場合、交代が前田大然だけではゲームプランが狭まってしまう。
そこで三笘や中村と連係を組みやすい選手、特に左シャドーと左ウイングハーフを兼務するタイプがベストだが、その候補は佐藤龍之介だったのだろう。しかし、国内組の彼は3月にコンディション不良で、世界のトップを相手に何ができるのか、不明のまま終わった。普段ブンデスリーガでプレーしている安藤とは訳が違う。ここは計算できる控え選手として、今季好調の相馬勇紀を選ぶのではないか。
イングランド戦では終盤に相手に押し込まれたとき、自陣を脱出する手段が乏しいことが気になった。久保が戻れば、伊東純也をサブ起用できるので、地上の推進力は確保できそうだが、ハイプレスの脱出経路は空中も用意したい。特に上田綺世が下がった後、ロングボールに対する前線のターゲットが物足りない。後藤啓介は空中戦タイプではないし、小川航基もポストプレーより一発が魅力の選手だ。
ハイプレスの脱出経路に、真ん中が厳しいならサイドだ。高さを備えたウイングハーフ、望月ヘンリー海輝に期待したこともあったが、今季の状態では難しそう。本人の気持ちにもよるが、ここは酒井のサプライズ復帰を予想した。あるいは町田浩樹の状態が良ければ、町田を左ウイングハーフに置いてターゲットにする手もある。
26人目の塩貝については、勘だ。何となく小川や鈴木唯人よりも活躍しそう。また、今大会はW杯が2回目になる選手が多い。後方の鈴木淳、前線の塩貝と、恐れを知らない若手がもたらす勢いが、見えない壁や予定調和を有機的にぶち壊すことが必要になると思う。
前回から招集メンバーが26人に増えたことで、23人の頃よりもスペシャリストを加える余地が大きくなった。この予想で言えば、安藤、酒井、塩貝がそれにあたる。この3名に、森保監督の色や志向が表れるだろう。
文●清水英斗(サッカーライター)
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