【前編】「テッペンとってこい!」が現実に 快挙を成し遂げた公務員ジャンパー、大会後の初出勤に密着!スキージャンプのワールドカップで優勝 同僚から祝福され久々の業務(山形)
先月、スキージャンプのワールドカップで日本人選手として17人目の優勝を果たした内藤智文選手。今回、大会後に初めて出勤した日の様子と異色の公務員ジャンパーとして快挙を成し遂げた今の心境を取材しました。
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冷たい雨が降った今月2日、快挙を成し遂げた一人の男性が山形市役所に帰ってきました。
「(階段を上りながら)朝はだいぶ込み合うので。エレベーターは」
このスーツ姿の男性が公務員ジャンパー・内藤智文選手です。東京都出身の33歳で、去年から山形市役所のスポーツ課に勤務する傍ら、スキージャンプ競技に取り組んでいます。
■世界の頂点に!
今年1月、ドイツで開かれたノルディックスキー・ジャンプフライング世界選手権に出場すると、団体戦で二階堂蓮選手らオリンピック日本代表選手らと共に日本勢初の金メダルを獲得します。
そして先月にはノルウェーのオスロで開かれたワールドカップ第26戦、個人ラージヒルで初優勝。日本人として17人目の快挙を成し遂げました。
その勢いのまま、続く第27戦フライングヒルでも240メートルの大ジャンプをみせ2位に。2戦連続で表彰台入りを果たしました。
山形市役所 内藤智文 選手「世界に十数人しかいない240メートルジャンパーに仲間入りして夢を叶えられたという所で本当に皆さんのご支援あってのことだなと思って感謝の気持ちでいっぱいです。仕事をちょっと忘れているのでお世話になりますのでよろしくお願いします」
■同僚からも祝福!
大会後、山形市役所に初めて出勤したこの日は同僚からも祝福が贈られていました。
同僚「本人もすごく充実した顔をしていたので「よく頑張ったな」という声掛けをしました。同じ同僚として誇りに思っている」
同僚「普通は8時半から定時の5時過ぎまで仕事をしてそこからトレーニングとかをやって更には若手ジャンパーも指導しながらなおかつ自分もワールドカップの連戦で結果を出すのは本当にすごい」
■「テッペン獲ってこい」
快挙の裏側にはこんなやり取りも。
同僚「壮行会をやったんですけどその際にうちの係長が言った言葉が現実になったんで。(Q係長が言った言葉というのは?)テッペン獲ってこいと!」
山形市役所 内藤智文 選手「内心無理に決まっているだろとツッコんでいたんですけど、そうした中で運もあって勝利が舞い込んできたので、あれは係長様様だなと思いながら考えていた」
■普段は経理業務などを担当
同僚からのねぎらいの声に少し照れながらも内藤選手は久しぶりの業務に取りかかっていました。内藤選手は普段、経理業務などを担当しています。
内藤選手「やっぱり長く遠征に出るので本当に皆さんの理解がないとスキージャンプ競技でトップで戦うことはできないのでそこに関して寛容に支えて下さっているのでそこは有難い限りです」
山形市を支える公務員でありながらスキージャンプの選手として世界の第一線で戦う内藤選手。快挙を果たした今の心境や山形で競技を続ける理由に迫りました。
【後編もご覧ください】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2584416?display=1
