【新華社成都4月6日】中国四川省の標高3500メートルの川西北高原に位置するアバ・チベット族チャン族自治州紅原県でこのほど、送電大手、国家電網傘下の国網アバ供電の送電線保守作業員が、110キロボルト月唐線の春季点検に合わせ、人工の鳥の巣15個を県内の送電鉄塔に初めて設置した。

 高さ数十メートルの鉄塔の上で、高所作業員たちは安全装備を身に着け、幅1メートルの人工の鳥の巣を塔のくぼみ部分にしっかりと固定した。防腐処理された籐のつるで編まれたこの「小さな家」が、渡り鳥たちの新たな住まいとなる。

 今回の人工巣の設置は、「命の鳥の巣」公益プロジェクトが若爾蓋(ゾルゲ)湿地から紅原大草原へと拡大し、長江と黄河の上流域の生態障壁にさらなるグリーン(環境配慮型)保護機能が加わったことを意味する。(記者/王曦、盧宥伊)