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 ◇サッカー・ベルギー1部上位プレーオフ シントトロイデン0―1サンジロワーズ(2026年4月4日 ベルギー・ブリュッセル)

 レギュラーシーズンの1〜6位で争う上位POが4日に開幕し、日本代表DF谷口彰悟(34)ら日本人選手8人を擁するシントトロイデンが新たな歴史を刻んだ。日本企業のDMMグループがクラブ経営権を取得後初の上位PO参戦。敵地でサンジロワーズに0―1で惜敗し、黒星スタートとなったが、2位以内に与えられる欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ、ここから巻き返しに打って出る。

 PO初戦の舞台は敵地ジョゼフ・マリアン・スタジアム。公立公園内の丘に建設された特殊な形状で、バックスタンド全面に設置された敵軍応援席から完全アウェーが演出される。さらにサンジロワーズは今季ホーム無敗。シントトロイデンは前半を谷口の好守もあって無失点でしのいだが、後半17分に失点した。それでも首位を相手に粘り強く戦い、フル出場した谷口は取材エリアで「1点を取れば自分たちのゲームに持っていける手応えはあった。決してネガティブになるゲームではない」と振り返った。

 日本代表としてイングランド戦フル出場から中3日。過密日程で強度の高い試合をこなし「いい相手と続けてできることは成長につながる。だからこそプレーオフ1(上位PO)に出たかった」と言う。

 欧州CL出場権獲得を目指すチームを主将としてけん引している。現在首位のサンジロワーズと勝ち点7差の3位。PO第2戦は11日にホームでブルージュを迎える。W杯イヤーの今季も残り9試合。ベテランDFは「落ち込む暇はない。とにかく回復してまたいい状態でいい試合をしたい」と力強く見据えた。

 ▽ベルギー1部リーグPO 16チームがレギュラーシーズン30試合を戦った後、勝ち点の半分(端数切り上げ)を持ち越して上位6、中位6、下位4チームのPOに進み、再び2試合の総当たりで対戦。上位は欧州CLなど、中位は欧州カップ戦の出場権、下位は残留を争う。今季限りで同方式は廃止される。