テレビ信州

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任期満了に伴う上田市長選挙は29日投票日を迎えます。現職と新人による一騎打ちの選挙戦は“上田市の未来”について舌戦が繰り広げられています。

およそ15万人が暮らす上田市。県内第3の都市のかじ取り役を決める選挙戦が今、行われています。

上田市長選には届け出順に新人で前の市議会議員の齊藤達也さん(50)と現職で3期目を目指す土屋陽一さん(69)のいずれも無所属の2人が立候補し一騎打ちの選挙戦となっています。

齊藤達也候補
「今の市政の継続の先には、私は全く希望が見出せません。上田の市政も変えられます。世代交代で古い政治を刷新して新しい政治をつくっていきます」

「世代交代」を訴える齊藤さん。2018年3月の市議選で初当選し、2期目途中の今年1月に辞職して市長選に臨んでいます。

齊藤達也候補
「継続の先に明るい未来が全く想像できない。子どもたちに誇りを持って引き継げる上田が継続の先には全く想像できないんですよね。静かに衰退しているのが現実だと思いますのでそこはもう大きな転換が必要だと思っています」

民間企業での経験も生かしつつ、公民連携による市政の実現を訴えます。

土屋陽一候補
「これまで市民の皆さまと信頼関係を持って、さまざまな事業を進めてまいりました。このまま継続し、発展させなければならないんです」

「継続と発展」を掲げる土屋さん。2期8年、市政運営を担ってきました。

土屋陽一候補
「資源循環型施設につきましても、四半世紀前からの構想だったんです。けれども、建設地をいかに決めていくかということが大事だったんです。それについては、この2期8年の中でですね。地元の皆さまとの信頼関係を持って進めることができたということであります」

また国や県との連携をさらに強め、課題解決を目指す考えです。

今回の争点の一つが「財政再建」。

上田市の2024年度の一般会計決算では財源不足を本来は未来への貯金である「財政調整基金」と「減債基金」、合わせて8億円を取り崩しました。これは過去最大で、市の監査では“財政の硬直化”が指摘されています。

齊藤達也候補
「まずは全ての事業を市民の皆さんそして議会も巻き込んだ上で徹底的に見直すことが大事だと思っています。今までコストをかけて維持するものから公共施設は価値を生んで稼ぐものにしていかなきゃいけない、あとは公共空間もちゃんと人と投資を呼び込んで民間に開放して稼げる拠点に展開していく。それらが大事なことだと思っています」

土屋陽一候補
「行財政改革ということでその担当の部署をつくりそこを司令塔として全部の事業についても棚卸しをする。公共施設についての縮減とか、あるいはそれは活用している皆さんがいらっしゃいますのでね、そういう皆さんとの話し合いもしっかりやりながら進めていきたいと思っております」

上田市の次の4年間を左右する一票の行方は…。上田市長選は29日投票が行われ、即日開票されます。