(有)ミルズインターナショナル(TDB企業コード:201949001、資本金300万円、神奈川県横須賀市長坂4-16-14、登記面=神奈川県横須賀市長坂4-6-9、代表櫻井聡氏)は、2月24日付の貼り紙で「これ以上の事業継続は困難な状態であり、破産申立を念頭に置いた法的整理に向けた対応を進める」こと、および事後処理を弁護士に一任したことを掲示した。

 当社は、1997年(平成9年)11月に設立された。海外の高級ブランドを中心とした香水全般を取り扱い、大手ショッピングモールサイトで販売していた。設立当初は数少ない香水専門店としての優位性を生かし、利幅を抑えた低価格路線、豊富な商品群により顧客を獲得。その後も長年の営業実績からリピーターも多く有し、各モールでショップアワードなどを複数受賞していた。近年は自動梱包ラインの導入による需要増への対応と業務効率化も図り売り上げは順調に推移、2024年9月期の年売上高は約32億5100万円を計上していた。

 しかし、同業との価格競争に巻き込まれやすく利益率は低位にとどまり、売上に比例して増加するショッピングモールへの出店手数料、決済手数料、運賃なども収益を圧迫していた。長年収益性に課題を抱える経営が続くなか、自社ブランドを展開するも改善には至らず、資金繰りが悪化したことで事業継続を断念した。

 負債は2024年9月期末時点で約9億8700万円だが、その後変動している可能性がある。