Amazonが2015年4月23日に2015年Q1(1月から3月)の四半期決算を発表しましたが、ここで初めてクラウド事業「AWS」の収支が公表されました。そして、AWSは前年同期比で49%もの売上高アップを果たし、Amazonの収益に大きく貢献しているという驚愕の実態が明らかになっています。

Amazon.com Announces First Quarter Sales up 15% to $22.72 Billion | Business Wire

http://www.businesswire.com/news/home/20150423006485/en/Amazon.com-Announces-Quarter-Sales-15-22.72-Billion

Amazon Finally Discloses Cloud Services Sales, Showing 49% Jump - Bloomberg Business

http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-04-23/amazon-finally-discloses-cloud-services-sales-showing-49-jump

Amazonの発表した収支報告によると、2015年Q1の総売上高は227億1700万ドル(約2兆7000億円)で前年同期比1.5%増。あいかわらずの赤字決算で、非GAAPベースでは1株あたり12セント(約14円)の損失となりました。

全体的に好調なAmazonのビジネスの中でも、今回の決算報告では初めてクラウドサービスAWSの収支について明らかにされました。それによると、2015年Q1のAWSの売上高は15億6600万ドル(約1870億円)で、前年同期の10億5000万ドル(約1250億円)から49%アップと急成長していたとのこと。



ジェフ・ベゾスCEOはAWSについて「今後、まだまだ急速に成長していく」と述べています。今回の収支報告を四半期ベースで単純に4倍するとAWS事業は年間60億ドル(約7200億円)のビジネスになることからみれば、ベゾスCEOの「50億ドル規模」というのは控えめな発言になりそうです。なお、ドイツ銀行のカール・カーステッド氏によると「AWSはMicrosoftのクラウド事業の10倍以上の規模である」とのこと。



By ptufts

Amazonが発表したAWSの収支は2015年Q1で2億6500万ドル(約320億円)の黒字ということで、Amazonは磐石のネットショッピング部門以外にもAWSというドル箱事業を抱えていることが明らかになりました。なお、Amazonの決算発表後、時間外取引での株価は5%以上アップしています。