北朝鮮・寧辺で新たなウラン濃縮施設とみられる建物がほぼ完成したとする、米シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)の分析は、同国の核戦力が新たな段階に入りつつある可能性を示している。注目すべきは、ミサイル発射のような派手な動きではなく、核弾頭の「原料」を静かに増やす能力の拡充という点だ。核兵器の数は、最終的にはどれだけの核分裂性物質を確保できるかに左右される。北朝鮮は従来、プルトニウムと高濃縮ウラン