祖父は北九州若松で沖仲士を束ね、実録小説『花と龍』のモデルとなった玉井組の親方、玉井金五郎。伯父はその作者であり、芥川賞受賞者でベストセラー作家の火野葦平。土地と親族という源流から、中村哲は何を受け継ぎ、何を後世に残したのか。戦禍の止まない時代だからこそますます重みをもつ中村の言葉と生き方について、ノンフィクションに真摯に向き合う2人が語り合う。〈前後編の後編〉 【画像】「中村哲という人は大