Metaのスマートグラスについて辛辣な意見を述べるSnapchatのCEO
Metaのブランドを結構しっかり批判してるシュピーゲル氏。
Metaのスマートグラスについて、立法関係者や市民団体が強い意見を示していますが、どうやらSnapのCEOエヴァン・シュピーゲルにも思うところがあるようです。YouTuberのDavid Senraとのインタビューで、シュピーゲル氏は率直なコメントをしているんですが、まぁ結論から言うと、あまり好意的ではないようです。
Ray-Banとの提携に対する懸念
「影響が大きいのはMetaというより、EssilorLuxotticaのほうだと思います。MetaがLuxotticaと提携したのは、Metaというブランドだと顔まわりで使うものとしては受け入れられにくいからだと思います。Metaにとって、この提携は本当に必要なことだったと思います」とシュピーゲル氏は述べています。
Ray-Ban Meta AIグラスやMeta Ray-Ban Displayを開発しているRay-BanのメーカーEssilorLuxotticaにとっては、Metaとの提携は、うまくいかない可能性もあるとシュピーゲル氏は見ているようです。
Evan Spiegel talks Snap Spectales vs. Meta Raybans.
- Bearly AI (@bearlyai) April 12, 2026
Feels a vertically-integrated approach targeting higher end (eg. Tesla with Roadster, Apple with iPhone) is the move for smart glasses.
Also, says brand association is risky for Luxxotica:
“I think it’s much more harmful for… https://t.co/tOx4LTpX6Q pic.twitter.com/LqOBbVz05T
Luxotticaにとって難しいのは、非常に象徴的で利益率の高い製品を扱っていたのに、その利益率を下げたうえでMetaに協力したという点です。これが長期的にうまくいくのか、選択として正しかったのかは今後見ていく必要がありますが、Metaが自社ブランドをカモフラージュする必要があった理由はよくわかります。多くの人が共感していない、好かれてはいないブランドだからです。
プライバシー問題とMetaへの不信感
なかなか率直で手厳しい意見ですが、この指摘は完全に的外れというわけでもありません。Metaは、ユーザーデータの収集やその扱いに関する問題、さらには顔認識機能の導入といった懸念のある計画など、いずれもプライバシーの観点で大きな問題になり得ることをしてしまっているからです。
複数の観点から見ても、スマートグラス市場におけるMetaの存在はネガティブなものになりつつあります。さらに言うなら、プライバシーの問題以前に、カメラやAIがついたメガネを顔に装着すること自体に抵抗を感じる人も少なくないからです。
一方で、SnapもARグラスやスマートグラスの分野で大きな成功を収めているわけではありません。SnapのARグラス「Spectacles」は結構前から存在していますが、とにかく大きく、扱いづらい設計となっています。最新モデルも開発者やクリエイター向けに限られており、一般消費者向けとして成功しているとは言い難い状況です。つまり、Meta同様、Snapのスマートグラスを積極的に身につけたいという人もあまりいないっていう状況ですね。
競合の台頭と市場の今後
とはいえ、シュピーゲル氏の指摘には一理あります。Ray-Ban Meta AIグラスは、従来からRay-Banのブランド名がMetaより前面に出ているのは、MetaがRay-Banに主役を譲っているのではなく、Metaのブランドだと売れにくいからという理由でしょう。
この提携がEssilorLuxotticaにとって裏目に出るかどうかの判断をするには、まだちょっと早いかもしれません。でもGoogle、Samsung、さらにはAppleといった競合もいますから、どうなるかはわからないですね。
Source: YouTube, Svenska Dagbladet, The New York Times

