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 ◇高校野球春季奈良大会2回戦 橿原学院4―5大和広陵(2026年4月11日 大和郡山市営球場)

 高校野球の春季奈良大会は11日に2回戦が行われ、昨秋近畿大会に出場した橿原学院は、大和広陵に4―5で敗れて初戦敗退となった。

 1点差で競り負けた中、密かに注目を集めている4番打者を目当てに阪神とDeNAのNPB2球団が視察に訪れた。

 「4番・右翼」の川井陵馳(3年)は、高校通算30本塁打を誇る右打ちの強打者。初回1死二、三塁では手堅く二塁へゴロを転がして先制点をもたらした。しかし2打席目以降も快音は響かず、5打数無安打1打点に終わった。

 「自分が打てばチームの雰囲気も変わると思っていたけど…。外角に徹底して投げられてしまったので、長打というよりは出塁を考えていました」

 1メートル82、83キロの恵まれた体格から生まれる飛距離が持ち味。低反発の新基準バットで高校通算30本塁打は出色と言える中、「プロでプレーしたいけど、今のままでは厳しい。もう一度、練習から見直さないといけない」と課題を持ち帰った。

 谷車竜矢監督は「重圧がかかる場面でも空気を変えられるような選手になってほしい」とさらなる成長を求めた。

 ◇川井 陵馳(かわい・りょうた)2009年(平21)1月3日生まれ、奈良県香芝市出身の17歳。小6から大和高田リトルリーグで野球を始めて投手と外野手を務める。中学では五條リトルシニアに所属。橿原学院では1年秋から背番号9でベンチ入り。50メートル走6秒7。1メートル82、83キロ。右投げ右打ち。