【バレー】東レ静岡、昨季超え13勝目 OH重藤「3―0で勝てて良かった」
8位の東レ静岡は最下位10位のVC長野に今季2度目、ホームでは初のストレート勝ちを飾り、昨季を上回る13勝目を挙げた。助っ人抜きで臨み、来季も期待が大きいOP山田大貴(24=清水桜が丘出)やOH重藤トビアス赳(25)の得点源が機能。すでにチャンピオンシップ(CS)進出を逃しているが、ファンの声援に応えるべくメンバーが躍動した。
会心の一撃がレフトから決まった。フィニッシャーは途中出場のOH小沢だ。今季県内戦は19戦目にして初のストレート勝利。コート内のメンバーに安堵(あんど)の笑みがこぼれた。
攻守において辛抱強いプレーで貢献したOH重藤が「3―0で勝てて良かったです。1、2セット目は難しい状況。ミスが出た中でも引きずらず、要所で取りたいボールを取れたのが東レ側でした」と勝因を掲げた。今やOP山田とともにチームに欠かせない得点源。いざという時にはS新からトスが上がり、この試合で山田が最多16得点、重藤も2位の11得点を叩き出した。
試合前のミーティングで阿部裕太監督(44)から、勝ち星について「昨年の自分たちを超えよう」との話が出た。激励の効果もあってか昨季の12勝を上回る13勝に到達。CS進出を逃しており決して褒められる数字ではないが、13試合連続スタメン起用の山田は「今までなかなかチームを勝たせられなかったので、勝利を重ねることが自分のキャリアとして価値のあるものになるのかな」と素直に喜んだ。
ホーム戦3試合を含め今季は残り5戦になった。重藤は「支えてくれた人たちのためにも頑張らないといけません」とキッパリ。プロとして精いっぱいのプレーで返すだけだ。
