台湾の第2・第3原発 頼総統「台湾電力は再稼働に向けた準備に着手」
中部・台中市で報道陣の取材に応じた頼総統は、第3原発では協力企業と契約を結び、自主的な安全検査を行う他、第2原発でも自主的な安全審査を行うと説明。その後改めて安全性や放射性廃棄物の処理方法、社会の共通認識の有無などについて核安委の審査を受けるとした。
また「原発ゼロ」の場合でも、2032年まで電力の安定供給に問題はないと強調。再稼働は法に基づく行政判断であるのに加え、良好な経済発展の維持、国際社会が求める低炭素電力や人工知能(AI)時代の計算需要に伴う電力需要も考慮する必要があると述べた。
中東情勢については、戦争がどれだけ続くか見通せないとし、十分な準備を整えなければならないと語った。エネルギー備蓄量は石油で100日以上、天然ガスで12〜14日分あるとし、6月には米国から調達した石油とガスが届くとの見通しを示した。
さらに、今冬は少雨で水不足にも注意しなければならないとした上で、政府は現在のさまざまな問題を解決すると意欲を示し、政府への支持や協力を呼びかけた。
(鄭維真/編集:齊藤啓介)
