お酒を飲まないお母さんは優しい


なんで怒られているの?家族の和を保っていた優しい父の隠しごと/母のお酒をやめさせたい(1)

「どうしてやめられないの?」依存症の親を持つ子どもたちの苦難の日々。

最初は心に抱えた疲れを癒やしたい、ただそれだけだったのに、いつしか沼にハマってしまう。依存症は誰もが陥る可能性のある病気です。そして、ひとたび依存症になってしまうと抜け出すのは非常に困難。たとえ家族が止めても、本人自身もやめたいと思っていても、やめられない状態になってしまう恐ろしさがあります。

ギャンブル、薬物、アルコール……さまざまな依存症を抱える親を子どもの視点から描いた『母のお酒をやめさせたい』から、家族の葛藤や絶望、そして回復の道のりをたどるエピソードをお届けします。

※本記事は三森 みさ著、今成 知美、松本 俊彦監修の書籍『母のお酒をやめさせたい』から一部抜粋・編集しました。

いつも苦しくなる


お母さんもうお酒飲まないから 許してくれる…?


お酒を飲まないお母さんは優しい


明日は早いんだからね!


あっ晴れてる やったぁ!


結局 動物園には行けませんでした


その約束は守ってもらえない いつもそうだ


なんでこんなことするの!?


※『手袋を買いに』新美南吉(『新美南吉童話集』岩波文庫)より引用

お父さんは私たちのことどうでもいいの…!?


酔っぱらってても こうしたら笑ってくれる


著=三森 みさ、監修=今成 知美、松本 俊彦/『母のお酒をやめさせたい』