元88kgのダイエットインストラクターだからこそ言える、「やせない人」の共通点5つ
88kgから40kgもの減量に成功し、話題のインフルエンサーのトレえみさん。ダイエットインストラクターとして活躍し、上梓した『トレえみDIET!』(扶桑社刊)も注目を集めています。実際、多くの失敗を繰り返し、ようやくリバウンドなしでやせられたトレえみさんの経験、そして多くのダイエッターたちを見てきて、ダイエットに成功する人しない人の共通点を伺いました。

なぜ太ってしまうのか?適切なやせ方を知ることが近道
ダイエットインストラクターであるトレえみさん。自身が太ってしまい、さらにダイエットが失敗続きだった理由を振り返ってくれました。
●短期ダイエットで多くの失敗を繰り返して…
「じつは腹筋って誰でも6つに割れているんですよ。お腹が割れていない人は、表面の脂肪で内側の腹筋を隠してしまっているだけ。筋トレをして腹筋を大きくし、掛け布団のように覆いかぶさった脂肪を取れば、誰でもカッコイイお腹を手に入れることができます。
私は高校生までかなりストイックにスポーツに取り組んでいたので体脂肪率は1桁でしたし、筋肉の鎧を身に纏っているかのようなガッシリとした身体つきをしていました。それが部活を引退した途端に太り出してしまって、自分でも驚きました。それまで太っていたことなどありませんでしたから、どうやったらやせるのかもわからず、流行のダイエットには片っ端から手を出しました」(トレえみさん・以下同)
短期ダイエットで失敗を繰り返すこと10回以上。「ダイエットはキツいものだから、なるべくやりたくない」…ダイエットを始めたばかりの頃、トレえみさんはそんなふうに思っていたそうです。
「20分の筋トレでやせる、30分の運動だけでOKなどのダイエットは思った以上にキツく、常にもうやめたいと思っていました」
また、キツい運動は避けて食事制限だけでやせようとした結果、「このままでは摂食障害になるのではないか」というところまで気持ちが追い詰められてしまったこともあるのだとか。
●脂肪は短期では落とせない

ここまでつらい思いをしているのになかなかやせないというのも、ダイエットあるあるです。そしてつらくなってダイエットをやめた途端にリバウンド…。これは完全に負のループですよね。
「当時は短期ダイエットで思うような効果が出せていませんでした。そんなとき、友だちに撮られた後ろ姿を見て愕然。そこに映っていた自分の後ろ姿があまりにも大きくて絶望感でいっぱいになりました。これを機に、短期ダイエットで失敗している場合ではないと一念発起。
次こそは失敗したくないと思い、まずはダイエットについて調べてみたんです。そこで脂肪1kgを落とすには7200kcal消費しなければ減らすことができないことを知りました。なんと、私が今まで短期ダイエットで減らしていた体重は水分だったことが発覚したのです。でも私が減らしたいのは水分ではなく脂肪です」
このとき、ダイエットは必ずしも数字ではないこと、つまり体重に縛られていても意味がないことを認識したというトレえみさん。
トレえみさんはダイエットの研究を続けたことでコツコツと食事と運動を続けられ、40kgの減量に成功。自分にはどのようなダイエットが合っているのかを選択できるようになるだけで、ダイエットの成功率は上がると言います。
●ダイエットを成功に導くなら、「自分で調べることも大事」
短期ダイエットでやせても、ダイエットをやめた途端にリバウンドをした経験もあるというトレえみさん。ダイエットは短期ではなく、一生続けるものだと悟りました。とはいえ、一生辛いことを続けなきゃ…と思うとくじけそうになってしまいます。
「コツコツと続けられるようになるには、そのダイエットが正しいのか自分に合っているのか、調べたり時間をかけて検証する必要があります。言われるがままにやみくもに実践しても、失敗を繰り返すだけです。自分で調べ、実践してみて、効果が出てきたらそのダイエットが合っているということ。周りからの意見にブレることもありません」
多くのダイエッターを見てわかった、失敗してしまう人たちの共通点

「整体ボディーケアセラピスト」や「ダイエットインストラクター」など数々の資格を取得したトレえみさんは、自身のダイエットで学んだ経験やノウハウを元にオンラインフィットネスも運営しています。そして数々のダイエッターと触れ合うなかで、太っている人には共通点があることに気づいたと言います。
そこでやせない人にありがちな言動と、その解決策について教えてもらいました。
●やせない人の共通点1、「時間がない」を言い訳にする
できない人はまず言い訳から入り、続かないと言います。
「なにも1時間ジムで過ごすとか、がっつり時間をとって走ったりする必要はありません。言い訳をする人に限っていきなりハードルの高いことから始めようとして挫折してしまいます。寝る前にベッドの上でスマホを見ながら足のマッサージをしたり、料理をつくりながらストレッチを取り入れてみるのだって立派な一歩。お子さんが小さくまだ目を離せないなら、音楽を流してお子さんと一緒に踊ったり、トイレのついでに簡単な筋トレをコツコツ続けるだけで効果は出ます」
時間がない人の解決策は、「考えるより始めてみる」こと。1分でも時間がない人はいないはず!
●やせない人の共通点2、マイナス面ばかり気にする
ダイエットが続かない人は「お菓子を食べてしまった」「思ったように運動ができなかった」など、いわゆるマイナス面ばかりにとらわれがちだと言います。
「お菓子を食べたり飲み会に参加したってOK! その前後で食事を調整したり、運動を取り入れればいいだけ。マイナス面ばかりを気にするのではなく、いかにプラスをつくって帳尻を合わせていけるか、ではないでしょうか」
●やせない人の共通点3、家族と食事を合わせなきゃいけないと思い込む
自分ひとりがやせなきゃというときがありますよね。家族と一緒においしいものを食べたいし、なかなかダイエットが始められないという人も多いのでは?
「それも思い込みで、いくらでもやり方はあります。たとえば、家にある調味料を糖質オフのものに変えるという方法があります。また、ラーメンや丼ものなどをつくるときは自分の分だけ麺やご飯を糖質0や糖質オフのものに変えるなどの工夫をすれば、自分だけ別メニューをつくる必要もありませんし、家族に我慢を強いることもありません」
ダイエットに思い込みは厳禁です。
●やせない人の共通点4、SNSや他人の発言を気にしすぎる
ついつい、まわりがやせていくと焦ってしまったり、「このダイエットは間違いだ」というノイズが耳に入ってしまい、集中力をそがれてしまうことがあります。
「繰り返しになりますが、脂肪は数日で落とせるものではありません。それに、その人に合ったダイエットもペースも異なるので、他人を気にするのはNGです。気にしすぎないようにするには、しっかり自分で調べて検証するという癖をつけるのがいちばん。そこで、徐々に結果が出てくれば、気にする必要もなくなります」
●やせない人の言動5、気力が続かない
ダイエットへのモチベ―ションが長く続かない…そんなときは?
「小さい目標を立ててみてはいかがでしょう? たとえば短期目標としては間食を減らす、お酒を1杯控えるなど。中期目標は1か月で太ももを1cm細くするなど。長期目標ではじめて体重を減らすことへ繋げます」
解決策は「目標は低く、短期・中期・長期に分けて設定する」こと。
ダイエットをはじめた人にありがちなのがスタートダッシュで頑張りすぎてしまうこと。「週2〜3回の筋トレを3か月続ける」など、適度なゆとりをもった目標を立てる方が結果として長続きしやすいのです。
なかなか耳の痛い話ばかり…。でも、難しく考えずに続くダイエットが、トレえみさん流です。
「リバウンドしないダイエットは時間がかかるものです。早く体重を減らすことが良いわけではなく、リバウンドしないことを意識してください」
