Rich Fury/VF20 via Getty Images
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Instagramが、人気ラッパーのカニエ・ウェスト(2021年に本名を「イェ」に改名)のアカウントを24時間停止する措置を発表しました。理由は、離婚成立はまだなものの裁判所に申請して社会的独身の身分を得たキム・カーダシアンをTV番組『ザ・デイリー・ショー」でよくイジっているMCトレヴァー・ノアに対し、人種差別的的な発言を投稿、悪意のある表現やいじめ、嫌がらせ行為に関するInstagramのポリシーに違反したため。この措置により、人気ラッパーは24時間、通常の投稿はおろかDMの送受信や他人の投稿へのコメントなど一切のInstagram上の活動ができなくなりました。またInstagramは問題とされた投稿の少なくとも1件を削除しました。

キム・カーダシアンは最近、宇宙旅行に行くことも決まった『サタデー・ナイト・ライブ』の人気コメディアン、ピート・デヴィッドソンとの交際がゴシップネタとして取り沙汰されており、トレヴァー・ノアはそのことやカニエから嫌がらせがあったとするカーダシアンの主張に関する話題を番組内で取り上げていました。

それを快く思わなかったカニエは、トレヴァー・ノアの番組に関するInstagram投稿に対しThe Riverside Gospel Congregationの楽曲「Kumbaya My Lord」の一節を「Koon Baya my lord」にもじったコメントを付けました。この”Koon Baya”はざっくり言えば黒人を嫌いな黒人を指す差別的用語で、これがinstagramのポリシーに違反した模様です。

Instagramは、これまで幾度も物議を醸す投稿を繰り返してきたカニエ・ウェストに対してかなり寛大でした。ウェストはカーダシアンとの復縁を迫りつつ一方でカーダシアンの新恋人として話題のピート・デヴィッドソンやその周囲の人物、カーダシアン本人にまで暴言を投げつけるなど、錯乱したような行動を繰り返しています。最近では自身のミュージックビデオでも、暴力や殺人を想起させる妄想じみた表現で物議を醸しました。

しかし、さすがに今回の人種差別発言にはMetaとしても対処せざるを得なかったようで、Instagramは人気ラッパーに24時間の出禁処分を言い渡し、頭を冷やすよう促した格好となりました。なお、Metaの広報担当者によれば、出禁解除後も規則に違反するような行動が見られるなら追加措置を講じるとのこと。

ちなみに、差別的用語でコメントを付けられたトレヴァー・ノアはといえば、削除される前にこのコメントに対して非常に冷静な言葉で返答し、ラッパーからの攻撃をいなしていました。

Source:TMZ

via:BBC