スタイリッシュなポージングを決めるサルが、話題になっている。


フジ(@fuji_121)さんのツイートより

こちらは、ツイッターユーザーのフジさんが2019年11月20日に投稿した写真だ。

こめかみに手を当て、絶妙な角度で片足を段の上にのせているのは、ほっそりとした体のサル。

21日、フジさんに話を聞いたところ、数年前に愛知県豊橋市の「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」で撮影したという。

のんほいパークのウェブサイトによると、このサルは「パタスザル」。アフリカ中部から西部のサバンナや草原地帯に生息している種類で、ほっそりした体と背中の赤褐色の毛色が特徴だ。

あまりにスタイリッシュで、どこかアンニュイなパタスザルのポージングは、22日昼時点で約2万8000件のいいねを集めるなど注目を集めている。

サルのためのライフスタイル誌「monkey」に変身

フジさんが写真をツイートしたところ、フォロワーから「雑誌の表紙みたい」というリプライがあった。それを受けて、フジさんが「ちゃちゃっと作った」のが、こちらだ。


フジ(@fuji_121)さんのツイートより

なんだかおしゃれで素敵なライフスタイルを提案してくれそうな雑誌の表紙に大変身を遂げた。

色合いは明るく加工され、余白部分にはキャッチコピー。足元の段には特別付録を紹介するコーナーが設けられている。

まったく違和感がない。本屋に並んでいても一瞬スルーしてしまいそうだ。

雑誌のタイトルは「monkey」。「ヒトもサルも同じ生き物なんだから。」というフレーズが書かれた11月号の特集は、「のんほいパークのサル〜一回のサル生、どう生き抜くのか〜」。

その中身は「サルの生き方100選」、「サルが選ぶ!オススメ動物園」「とつげき!となりのオリ」「この木!のぼりたい!」など、サルが気になりそうな内容でいっぱいである。

フジさんに雑誌のコンセプトを聞いてみると、

「毎月いろんな動物園のサルを特集してるような雑誌かな」

とのこと。毎月全国のサルたちが、表紙を飾るカバーモンキーの座を巡って争う様子が脳裏をよぎった。