第十五夜「インターホン越しの女」ピンポーン。インターホンが鳴って、僕はNetflixを中断し、時計を見て首を傾げた。日曜の19時半。Uber Eatsも頼んでないし、Amazonも心当たりがない。ソファから立って、ダイニングにあるモニターを見に行くと、女性が立っていた。彼女の美緒じゃない。僕よりも年上に見える。黒いジャケットに、長い髪。なぜかこの寒さなのにコートは着ていない。手に何か…持っている。「はい…?」どんな用件な