男ならば…!頭髪を補強した10名の選手&監督たち

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人前に出る職業は、なかなかつらいものだ。人は歳を取るにしたがって、最も目立つ場所をカバーしてくれるものを失ってしまう。

そして、それをカバーしようと何かを被らせてしまえば――急に増えたということで疑われてしまうのだ。

山に生えている木々は毎年葉を落とし、そして再び繁らせるというのに。なぜ我々人間は、人生を半分も終えていない段階で繁らなくなっていくのか……

そんな時の流れに逆らってきたスポーツ選手、そして監督をご紹介しよう。

スティーブ・クラリッジ

ポーツマスの下部組織で育ったスティーブ・クラリッジは、イングランド代表の経験は持っていないものの、英国サッカーファンには有名な選手だ。

プロ、セミプロ問わず様々なクラブに所属し、出場した試合は1000以上。しかも2011年に現役に復帰したとき、彼はもう45歳になっていたのである。

そのシーズンにはセミプロとはいえ11試合で4ゴールをあげているのだから、まさしく「レジェンド」であった。

一時期は喜び勇んで髪を伸ばしていたが、最近はまた短く揃えている。飽きたのだろうか。

ユルゲン・クロップ

「サッカーでは三流のディフェンダーだったが、頭脳は一流だった」と話すクロップ監督。マインツで指導者として台頭し、ボルシア・ドルトムントでドイツを制覇。ついに自身が愛するリヴァプールへとやってきた。

高い最終ライン、素早い押し上げをベースとする激しい「ゲーゲンプレッシング」で、早めに生え際も押し上げてきた。

非常に巧みなサッカーを構築するクロップ監督。いつ「補強」したかも意外に分からない。さすがにヘアーマネージメントにも長けている。

ディートマー・ハマン

ユルゲン・クロップとは同じリヴァプールに所属した経験を持ち、同じドイツ人で、そして同じ補強をした……という強い絆を持つ。

2011年にMKドンズを選手兼監督として率いた後、レスター・シティのコーチ、ストックポート・カウンティの監督を経て指導者としてのキャリアを一旦終えた。

その後はメディアの仕事に移っていったことからか、2015年にしっかり大きな投資をして「補強」した。そのおかげで仕事も順調だ。

クリス・ボイド

かつてキルマーノック、グラスゴー・レンジャーズで圧倒的な得点力を発揮したスコットランド代表ストライカー。中村俊輔選手がセルティックにいた時、ライバルのエースだったことで有名だ。

イングランドやアメリカでは活躍できずに終わり、現在は母国でプレー。昨季は古巣レンジャーズで成功できず、今季キルマーノックに戻って再起を図っている。

それに向けてボイドが行ったのが、例の「補強」だ。グラスゴーの病院で2日間にわたって処置を受け、失われた1762本の毛穴を埋めることに成功した。

ジェームズ・マクファーデン

かつてエヴァートン、バーミンガム、サンダーランドでプレーしていたことで知られる元スコットランド代表の名アタッカー、マクファーデン。

エネルギッシュな汗かきプレーで知られた彼は、やはり消耗が激しかったのだろうか……上下逆にしても人の顔に見えそうな感じになっていたが、「補強」で生まれ変わったようである。

アンソニー・ストークス

スコットランドでは流行っているのだろうか? それともあの地域には……

アーセナルの下部組織で育成されたアイルランド人選手であるが、2009年からプレーしたハイバーニアン、そしてセルティックで活躍したストライカーだ。

一時期相当にラインの密集度が低くなり、スペースが生まれてしまっていた。補強によってブロックの密集度が上がり、プレッシャーもかかりやすそうだ。

リー・グリフィス

彼もスコットランドだ。そして今年25歳なのだが……やはり何かが……。セルティックの相棒であるアンソニー・ストークスとともに、2014年に「補強」。

かなり厳しい状況だったようだが、さすがにこの若さでこれなら――中東資本の力を借りてでも資金を投入したくなるのは分かる。

マーク・クラッテンバーグ

2012年のロンドン五輪で決勝を裁き、イングランド・プレミアリーグでも活躍を見せるクラッテンバーグ主審。

実は彼は2007年からずっと「補強」を続けているサッカー界の先駆者である。2010年には『The SUN』に対して以下のように語っている。

『今では公式の話だ――髪の毛のロスは、もはや問題ではなくなったのだ』

ウェイン・ルーニー

マンチェスター・ユナイテッドの歴史上最高の補強となったウェイン・ルーニー。彼自身も世界で最も有名な「補強」をした。

彼の記録はどんどん増えている。髪の毛もどんどん増えている。

アントニオ・コンテ

誰もが分かっているけれど、誰もそれにツッコむことが出来ない――そんな場所が、世界にはある。

そういうことだ。