台湾の抗日運動家・羅福星の没後100周年で馬総統が追悼

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(苗栗 2日 中央社)馬英九総統(=写真左2)は2日、苗栗県大湖義民廟で行われた日本統治時代の台湾で活躍した抗日運動家、羅福星の没後100周年記念式典に出席し、「優秀な先人が救国に奮起したからこそ、今日の中華民国がある」と功績を称えた。

羅福星は1886年、インドネシアに生まれ、18歳の時に祖父らとともに来台。その後中国大陸に渡り、政治結社・中国同盟会に加わり、孫文らと反清武装蜂起の黄花崗起義に参加。辛亥革命後に再び台湾に戻り抗日運動を企てたが、直前になって警察に逮捕され、1914年に絞首刑が執行され死去した。

会場には馬総統のほか劉政鴻苗栗県長、立法委員、大湖郷長、羅福星の孫などが出席。馬総統は羅福星を黄花崗起義に参加した台湾の代表的人物だとし、「勇士が自らの命を犠牲にしていなければ辛亥革命は成功しておらず、台湾の光復もなかった」と語り、羅福星の精神の下、引き続き国家を建設し、人々の生活をさらに改善したいと述べた。

また、会場では画家の楊炳輝氏によって描かれた日章旗をナイフで切り裂く羅福星の絵画がお披露目され、出席者によって記念撮影などが行われた。

(管瑞平/編集:齊藤啓介)