ミランのクラレンス・セードルフ監督は現役時代、ミランのユニフォームを着てユヴェントスに4ゴールを決めている。21世紀に入ってこれを上回ったのは、5ゴールのアンドリー・シェフチェンコだけだ。セードルフ監督はインテル時代、サンプドリア時代も2ゴールを決めている。

だが、ユヴェントスの無限の勝利への飢えを抑えるのがいかに難しいか、セードルフ監督はよく分かっている。それでも、2日のセリエA第26節で勝つことができれば、リーグ戦におけるミランの今後は完全に変わっていくかもしれない。セードルフ監督は前日会見で攻撃的に戦うと述べた。

「もちろん、FWを6人にすることはない。だが、コンセプトはシンプルだ。多くの選手で攻撃することだよ。ユヴェントス戦は常に興奮させてくれる。誰もがプレーしたいと願う試合だ。だが、ベンチから指揮したいとも思う試合だよ」

「ユーヴェは素晴らしいチームだ。彼らを倒すことができれば、一歩前進となる。自分たちのメンタリティーで戦うよ。適切な戦術で勝利を目指すということだ。10人の選手をゴール前に配置することがないのは確かだね。サン・シーロは満員のはずだ。さらなるサポートとなってくれるだろう」

「肉体的な問題はない。ユーヴェの方がウチより走るわけじゃないよ。だが、彼らは特に士気の面で元気なんだ。2年連続スクデットを獲得し、今もトップに立っている。これが大きな助けとなっているんだ。選手たちには素晴らしいクオリティーがあり、つまりは違いをつくれるということだ」

「(アントニオ・)コンテ監督はチームに明確なプレーをもたらした。イタリアサッカーをリフレッシュしたんだ。(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督と同じようにね。それぞれイノベーターだよ。我々はこの点で改善しなければいけない」

「ユヴェントスは判定で恵まれている? 私は来たばかりで、そういう騒動には関わりたくない。ただ、モンテッラ監督と同じように考えているよ。審判と選手たちは団結しなければいけない。我々はみんな同じ映画の登場人物なんだからね。ちょっと落ち着こう。技術導入がされるまで、常に騒動はあるだろう」

「私が望むのは素晴らしいパフォーマンスだけだ。スペクタクルな試合だよ。私のユーヴェ戦での過去を考えれば笑顔になれるが、今は別物なんだ。私はプレーしているのではなく、指揮を執っているのだからね。選手たちがこれまでの試合のように準備を整えてくれるように願っている」

最後に、ユヴェントスMFアンドレア・ピルロについては、このようにコメントしている。

「抱擁をかわすよ。彼は友人だ。彼が幸せなのには満足だよ」