現場検証が続く母娘の遺体が見つかった住宅(20日、兵庫県たつの市で、読売ヘリから)=近藤誠撮影

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 兵庫県たつの市の住宅で母娘の遺体が見つかった事件で、屋内に現金入りの財布やスマートフォンが残されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 県警は住宅の現場検証を続けており、何者かが侵入した形跡がないか詳しく調べている。

 死亡したのは、田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)。2人は19日午前、無施錠の玄関付近と1階廊下でそれぞれあおむけに倒れた状態で発見され、上半身に複数の刺し傷や切り傷があった。県警は2人が殺害された疑いがあるとみている。

 県警によると、2人に関するトラブルなどの相談はなかった。捜査関係者によると、凶器は見つかっていない。窓ガラスや鍵に壊された跡はなく、屋内に荒らされた形跡も確認されていないという。

 県警は21日に2人を司法解剖し、死因や死亡時期などを調べている。