イヌサフラン(右)とギョウジャニンニク=道立衛生研究所提供

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 札幌市は21日、自宅の庭に生えていた有毒植物「イヌサフラン」を食べた70歳代女性が死亡したと発表した。

 近くにはギョウジャニンニクが生えており、取り違えた可能性があるという。

 市によると、女性はイヌサフランを天ぷらにして食べ、食中毒を起こしたとみられる。イヌサフランは呼吸困難や嘔吐(おうと)を引き起こす有毒成分コルヒチンが含まれている。葉はギョウジャニンニク、球根はミョウガやジャガイモに似ている。

 道内では2021年以降、6人がイヌサフランを誤って食べて食中毒を発症し、うち4人が死亡している。市保健所の担当者は「イヌサフランとギョウジャニンニクの見分けがつかず迷ったら食べないようにしてほしい」と呼びかけている。