【密着】2年連続日本一! フィギュアスケート期待の新星 中学2年生のハードな一日 福岡
ミラノ・コルティナオリンピックで過去最多、団体、個人、合わせて6個のメダルを獲得したフィギュアスケート。盛り上がりを見せたフィギュア界ですが、福岡にも「期待の新星」がいます。世界の頂点を目指す中学生のハードな一日に密着しました。
佐久間陸(さくま・りく)さん、13歳。全日本フィギュアスケートノービス選手権の11歳・12歳クラスで、2年連続日本一になりました。
4月から中学2年生の佐久間さん。友達から親しみを込めて、ある愛称で呼ばれています。
■同級生たち
「鉄人!」
「鉄人!」
「鉄人って呼ばれています。」
「鉄人」と呼ばれるわけは、そのハードな一日です。この日は、4時間目の授業を終えると、給食の時間を待たずに学校を早退しました。
■佐久間陸さん(13)
Q.今からどこに?
「スケートリンクに行きます。」
一般客が利用するスケートリンクで練習場所を確保するため、学校を早退し、利用者の少ない時間から練習に励んでいます。
リンクについたら、すぐさまウォーミングアップ。まずは後ろ二重跳びを軽々こなすと、お次は片足で二重跳び。さらに陸の上でも氷の上さながらのジャンプと、ウォーミングアップからかなりの運動量です。
そして、学校を出てからわずか1時間後には氷の上での練習がスタートしました。
コーチである石原美和さんの指導を受けながら、ジャンプの姿勢などを入念に確認していきます。
一般の利用客が増える午後4時前、一度練習を切り上げ、つかの間の休憩かと思いきや、勉強に励む姿がありました。
得意教科の数学と理科では学年トップクラスの成績だということで、まさに文武両道です。
そして勉強を終え、午後5時からは再びフィギュアの練習です。
佐久間さんがスケートを始めたのは5歳の時です。きっかけは、ある映画でした。
■佐久間さん
「昔、アナと雪の女王が好きで、氷の上に立ったら手から魔法が出るかなと思って。最初は、とことこ歩く感じだったと思います。」
そこからどんどんフィギュアの魅力に引き込まれ、今では氷の上に立たない日は年間わずか10日ほどだといいます。猛練習の日々ですが、その原動力は今でも変わらぬフィギュアへの愛です。
■佐久間さん
「(フィギュアの楽しいところは)氷の上を滑るところと、難しい技を成功させた時にうれしいことです。」
佐久間さんは、ことしから中高生が中心のジュニアクラスで競技を行います。
年上の選手を相手に上位を目指すために、前向きに踏み切って3回転半回る、難易度の高いトリプルアクセルに挑戦しています。
■石原美和コーチ
「すごく怖がりなんです。すごいへっぴり腰から始まって、今、結構頑張っているところです。ジュニアのお兄さんたちはみんな4回転まで跳べないと、世界ジュニアやジュニアグランプリに行けません。」
■佐久間さん
Q.跳べそう?
「ハーネスがあったら跳べます。」
Q.なかったら?
「跳べないです。」
この日は、午後8時すぎまで恐怖心と戦いながら何度もチャレンジ。まだ成功とはなりませんが、絶賛成長中の13歳。諦めず猛練習に打ち込み、目指すは世界の頂点です。
■佐久間さん
「4回転を成功させて、見ている人が楽しくなれるような選手になりたいです。」
Q.将来の目標は?
「オリンピックに出場して、金メダルを取りたいです。」
※FBS福岡放送めんたいワイド2026年3月20日午後5時すぎ放送
