ブルージェイズ戦に先発出場したドジャースの大谷翔平【写真:AP/アフロ】

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米記者が刻まれた文字の理由を伝える

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、敵地ブルージェイズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。6回96球を投げて4安打1失点と好投したが、リリーフ陣が追いつかれ今季2勝目とはならなかった。キャップには「MR」の文字が刻まれており、この理由を米記者が伝えている。

 今季2度目の先発マウンドに立った大谷。キャップ右側には、白い文字で「MR」と刻まれていた。

 米誌「スポーツ・イラストレイテッド」系列の専門サイト「ドジャース・オン・SI」のノア・カムラス記者は、自身のXで「ショウヘイ・オオタニは投打二刀流で出場する水曜日の試合で、帽子に『MR』のイニシャルを書いた。これは火曜日に心臓発作で亡くなったミゲル・ロハスの父親を偲ぶためだ。ロハスは今日のブルージェイズ戦で遊撃手としてオオタニの後ろを守る」と試合前に伝えた。

 ロハスは前日のブルージェイズ戦に「8番・遊撃」で先発予定だったが、家庭の事情で急遽スタメンを外れていた。この日は「9番・遊撃」で復帰。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、ロハスは試合前に取材に応じ「父が望んでいたこと、つまり野球を続けるため、ここに残ることに決めた」と声を詰まらせたという。

 ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が試合後の大谷のインタビューを公開。ロハスについて「本人もつらいと思いますけど、こうやってグラウンドに来て、素晴らしいプレーもあった。チームとして支えていければいい」と語った。この試合には3-4で敗れたが、大谷は6回1失点と好投。打者として3打数無安打だったが、四死球2つで出塁。連続試合出塁を43まで伸ばした。2009年にイチロー(マリナーズ)が記録していた日本人選手最長記録に並んでいる。

(THE ANSWER編集部)