ことしも変わらず満開に 能登半島地震から3度目の春 “能登のサクラ”復興へ歩む人々いやして
桜前線が北上し、能登でもサクラが見頃を迎えています。地震から3度目の春を迎えた能登。各地の人々の思いを取材しました。
ホームをピンク色に染める満開のサクラ。
「能登さくら駅」の愛称で知られるのと鉄道の能登鹿島駅です。
約100本のソメイヨシノは7日に満開となりました。
リポート・山東 徹也 記者:
「今、サクラのトンネルの中を電車が走ってきました。多くの人が次々に写真を撮っています」
ここでしか見られない列車とサクラの風景を一目見ようと、全国から訪れたファンの姿が…
香川からの観光客:
「きれいです、きれいです。いい日に来ました。もう有名ですからね、鉄道の写真では有名です。やっぱりサクラがいっぱい咲いて、そこを電車が走るのが魅力ですね」
静岡からの観光客:
「ガイドブックで見て(能登の)応援になればいいかなと思ってきました。きれいだね、きれいだね、こういうことあっても、桜はちゃんと咲くんだな」
こちらは7日が入学式だったという新1年生。
石川・七尾市の新1年生:
「きのう入学式が天気あまりよくなかったし、きょう午前中で帰ってくるから、きょう乗りにいって写真撮ろうと思ってきました。(Q. 1年生になってどんな気持ちですか) ドキドキしとるけど楽しい」
能登鹿島駅をドローンで上空から見ると…
広大な海と桜、そして列車のコントラストが圧巻です。
見頃は今週末まで続きそうです。
桜前線は輪島市にも…
市の中心部を流れる河原田川。
輪島市町野町の地元住民:
「ウキウキして楽しくなる、花はいいね」「サクラ咲いてるかなと見上げるわね。下ばっかり向いとってもだめやから、上見な」
「ことし最高です。静かな感じで、こんなきれいなあっさりしたサクラ(他に)ないなと思って」
仮設住宅の住民:
「連休には引っ越しできそうなんで、やっと春が迎えられそうです。皆さんのおかげです、ありがとうございます」
輪島市を代表するサクラの名所、一本松公園。約1000本のサクラが楽しめます。
地元の住民:
「ことしいっぱい花がついてるねって見てました。いろいろ災害ありましたので、花を見ると気持ち落ちついて、やわらかい気持ちになりますね」
「ここで春のまつりを40歳のときにしたときに前の地震、2007年の地震のあとだったので、その時に植樹した。ことしもまたちゃんと咲いたなと思って、見頃だなと思って写真撮りにきました。ちょっと元気出るなという感じで」
ことしも変わらず咲いた能登のサクラ。復旧復興へ歩む人々の心を癒しています。
