<りんは俺の姫様だから>『風、薫る』虎太郎の言葉に何も言わずさみしそうに笑ったりん。視聴者「未練が残りそう」「紆余曲折の末に結ばれてほしい」
見上愛さんと上坂樹里さん主演の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第1週「翼と刀」の第5回が4月3日に放送され、話題を呼んでいます。
連続テレビ小説114作目となる『風、薫る』は、明治期に看護師という職業の確立に貢献した大関和さんと鈴木雅さんをモチーフにしたバディドラマ。見上さん演じる一ノ瀬りんと、上坂さん演じる大家直美の2人が、患者や医師との向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”になっていく物語。
父・信右衛門がコレラで亡くなってしまい、りんたちの生活は苦しくなります。りんへの縁談が舞い込みますが、それは18歳上の男性の後妻になるというもので…
SNSやコメントでは様々な声が寄せられました。
*以下4月3日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
安(早坂美海さん)の縁談がなくなり、美津(水野美紀さん)も畑へ出て、りん(見上愛さん)たち一家は厳しい生活を送っていた。
そんなある日、りんに見合い話が舞い込む。
自分の身の振り方に悩むりんは、ひょんなことから鹿鳴館の華・大山捨松(多部未華子さん)と出会うことに…。
捨松夫婦の乗った馬車を避けようとして転んでしまったりんは、手をすりむいてしまう。
馬車から降りてきた捨松は、夫の大山巌(高嶋政宏さん、高ははしごだか)に声をかけ、清潔な水を持ってくるように頼んだ。水で傷口を洗い流し、レースのハンカチで縛って手当をしてくれた捨松。
一方、直美(上坂樹里さん)も捨松と大山巌の結婚披露の記事を読み、アメリカに興味を持ち始めていた。
虎太郎と一緒に釣りをしていたりん。りんが縁談があると打ち明けると、魚がかかり、引っ張られたりんは転びそうになる。りんをかばって倒れた虎太郎は手をけがしてしまい…。
捨松からもらったレースのハンカチで、虎太郎の手当てをするりん。「ごめん、私のせいでけがも魚も…」とりんが謝ると、虎太郎は「りんは、俺の姫様だから」とつぶやき、りんの手を握る。
しかし、りんは手をそっと離して…。
虎太郎に送られて、家に戻ったりん。美津に「私、結婚する。奥様になる」と宣言して…。
<視聴者の声>
これまで、りんも虎太郎を意識している場面が多くあったため、りんが虎太郎に返事をせず、縁談を受ける決意をしたことに、SNSやコメントでは多くの声が寄せられました。
「お互い好きなのに切ない...」
「あまりにも切なすぎて心臓がぎゅってなった。お互い想い合ってるのに、虎太郎の去り際と覚悟を決めたりんの泣き顔にこっちが泣きそうになってしまった」
「結ばれてほしかった。紆余曲折の末に結ばれることもあるので、それを期待して待っていたい」
など、2人の別れに心を動かされた人たちも。
「姫様扱いは…」
思い合っていたはずなのに、すれ違ってしまったりんと虎太郎。
「虎太郎にとっては勇気を振り絞ったプロポーズだったのだろう。でも、りんは結婚して姫様扱いして欲しいわけじゃない」
「りんは虎太郎と両想いであることがわかったから、安心して結婚に踏み切れたのだろうか。母親と妹との貧しい暮らしを支えるためだったのか。それだと虎太郎にりんへの未練が残りそう」
などと、考察する人も。
虎太郎の手を外してほほえむりん。何かを悟ったような表情の虎太郎。
りんを家まで送り、「じゃあ、また」と言った虎太郎はどこかさみしそうでした。
「繊細な演技が素晴らしい」「この渋い哀愁はただものではない」
など、虎太郎を演じる小林虎之介さんの演技を賞賛する声も目立ちました。
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りんの父・信右衛門を北村一輝さん、りんの母・美津を水野美紀さん、りんの妹・安を早坂美海さん。直美を見守ってきた牧師・吉江善作を原田泰造さん。“鹿鳴館の華”と呼ばれた貴婦人、大山捨松を多部未華子さんが演じます。
脚本は吉澤智子さん。主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの『風と町』。占い師の真風(まじ)役の研ナオコさんが、語りも務めます。原案は田中ひかるさんの『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社刊)。
