WeChatの手のひら認証機能。(重慶=新華社記者/儲加音)

 【新華社北京3月20日】中国IT大手の騰訊控股(テンセント)が18日に発表した2025年12月期決算は、売上高が前年比14%増の7517億7千万元(1元=約23円)、非国際会計基準(Non-IFRS)ベースの純利益が17%増の2596億3千万元だった。

 25年は人工知能(AI)が大きく寄与し、主要3部門の売上高が全面的に増加した。付加価値サービス(VAS)部門は16%増の3693億元、オンライン広告などを展開するマーケティングサービス部門は19%増の1450億元、フィンテック・法人サービス部門は8%増の2294億元で過去最高を更新した。

 さまざまなサービスを提供するアプリ「微信(国内向け)」は、「WeChat(海外向け)」を合わせた月間アクティブユーザー(MAU)が25年末時点で2%増の14億1800万人となった。モバイル端末でインスタントメッセンジャー「QQ」を利用するユーザーのMAUは5億800万人と3%減少したが、ユーザーの活発度は依然として高かった。

 同社は25年もAIへの投資を強めた。年間資本的支出は792億元、研究開発費は857億5千万元となり、ともに過去最高を記録した。

 25年第4四半期(10〜12月)の売上高は前年同期比13%増の1943億7千万元、Non-IFRSベースの純利益は17%増の646億9千万元だった。部門別の売上高はVASが14%増の899億2千万元、マーケティングサービスが17%増の411億2千万元、フィンテック・法人サービスが8%増の608億2千万元となった。