一見するとただの「ハイエース」のようですが…

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ハイエースをベースとした「最適キャブコン」が名古屋に凱旋!

 キャッチコピーは「見て、乗って、夢が広がる」。2026年2月21日から22日の2日間、東海地区最大級となるキャンピングカーの祭典「名古屋キャンピングカーフェア SPRING」が、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場:愛知県常滑市)にて開催されました。

 愛知を拠点とするキャンピングカービルダー「キャンピングカーランド」、そのオリジナル・キャブコンブランドとして、2004年に始動した「Funluce(ファンルーチェ)」のブースでは、約10年ぶりの“オールブランニュー・ハイエースキャブコン”となる「Triglav(トリグラフ)」に注目です。

【画像】超カッコいい! これが家族「5人」で寝られるトヨタ「ハイエース」のキャンピングカーです! 画像で見る(30枚以上)

 同モデルは昨年2025年の「ジャパンキャンピングカーショー2025」でプロトタイプ版が初披露され、今回は市販モデルとして地元・名古屋に凱旋を果たしたカタチです。

 ベース車はトヨタの人気商用バン「ハイエース バン スーパーGL ロングワイド ミドルルーフ」で、ボディサイズは全長5300mm×全幅2100mm×全高2870mm。

 同じくハイエースをベース車とする「Serengeti(セレンゲティ)」とは異なり、従来のスペースフレーム構造ではなく、新たにFRP製のパネル工法を採用している点が大きな特徴となります。

 パネル工法のメリットのひとつは軽量化にあって、よりスムーズな走り出しや燃費改善につながります。

 一方、パネルの継ぎ目が目立たない流麗なシルエットは、ファンルーチェならではの工夫や技術力の表れといえるでしょう。

 さらに従来のセレンゲティでは、エントランスゲートを全開すると助手席ドアに干渉していましたが、今回は全開時でも干渉しない仕立てに。

 その先にある室内空間は、間接照明やスポットライトの効果も相まって、ちょっとしたラウンジのような雰囲気を醸し出しています。

 車内のレイアウトは、セカンド&サードシートを兼ねた対座ダイネットを中心に、冷蔵庫(96L・2ドア)/キッチン/マルチルーム(収納庫orトイレorシャワー)などを配置。

 そして、後部に二段ベッド(大人2名)、前席上部にスカイビューウィンドウ付きのバンクベッド(大人1名or子ども2名)を備え、対座ダイネットはダイネットベッド(子ども2名)へと早変わりします。

 ちなみに二段ベッド下の収納スペースは、車内はもちろん、車外の2か所からもアクセス可能です。

 空調関連では、家庭用エアコンやレンジフードを標準装備するほか、キャンピングカー専用のオゾン発生器「C AIR(シーエア) 」をオプション設定。消臭・脱臭に加え、ウイルス除去やアレルゲンの分解に効果を発揮することで、快適かつウェルネスなキャンピングカーライフを“見えない部分”からサポートしていきます。

 搭載エンジンは2.7リッターのガソリン仕様(最高出力160ps/最大トルク24.8kgf・m)のみで、今のところディーゼル仕様の設定はありません。

 車両本体価格(消費税込み)は、1504万4700円(2WD)/1534万5000円(4WD)。充実のオプション装備は、足回り強化セットやテレビ関連などを取り揃えるほか、リアラダーやサイクルキャリアも鋭意開発中とのことでした。

「最適を求めて」をコンセプトとするファンルーチェは、ハイエースキャブコンの“最適解”を導き出してくれる存在といえるでしょう。