どうなの? パチンコやめるために「ファッション」を趣味にした結果、オシャレな格好でパチ屋に通うことになったユーザーの書き込み
趣味は多いほうがいい。手元の趣味が少ないということは、自分の人生においての遊びの選択肢が少ないことを意味してしまう。
選択肢が少ないと休日の過ごし方がどうしたってワンパターンになってしまい、自分が好きで始めた娯楽に飽きるという事態も想定される。これはできるだけ避けたい状況だ。
特に、唯一の娯楽がギャンブルの場合はより危ない。強い依存性があるため、「飽きたけど賭博したい」という最悪の事態を招いてしまう。そうなったらさすがに百年目なので、ちょっと今回は、そういった悩みをすでに抱えてしまっている方を例に、状況改善の一手を提案させていただきたい。(文:松本ミゾレ)
「金も倍速で減ってくし終わりだよこの人生」と嘆いているが……
先日、5ちゃんねるに「パチンコ辞めるためにファッションとゲームを趣味にしたワイの末路」というスレッドが立っていた。
スレ主は自分の暇な時間の使い方を振り返ったとき、パチンコホールに滞在している時間が多いことに気づいたようで、そこから状況を打破するため、服とゲームにも目を向けることにしたという。
ところが蓋を開けてみると「金掛けてオシャレな格好をしてパチ屋に行き、勝てば積みゲーになるだけのゲームを買う模様 金も倍速で減ってくし終わりだよこの人生」と感想を書き込んでいる。
うまくいかないものだ。従来はパチンコホールでだけ減らしていたお金が、今度は服とゲームでもゴリゴリ減るようになったということである。人生ままならぬ。
しかし、この状況はいくらでも好意的に解釈することはできる。まず、彼の場合は服とゲームにお金を使いはじめたことで、ファッションにも明るく、ある程度ゲーム事情にも詳しくなった。
その結果、ボロボロのジャージとサンダルでホールに来る依存症と比較しても、いい服を着ているパチンコ客というように、見た目はアップデートされたのである。パチ屋を見渡すとわかるが、服装に無頓着な人って結構多い。ファッションに開眼した彼は、ボロボロの服装で来る客よりは見た目が良いということになる。人は見た目が10割。決して無駄な出費ではないはずだ。
しかも新しく買った服は、パチンコホール以外に着ていくことだってできちまうんだ! 最高じゃないか。
ゲーム趣味に関しても、結局これも程度問題。しっかりやり込まず積みゲーを増やすのはあんまりよくないけど、今どきのゲームなんてトロフィーコンプとかも念頭に入れてプレイするとめちゃくちゃ疲れてしまう。
どうせ100%完璧にクリアできるゲーマー自体が一握りなんだから、途中で飽きて積んだとしても、そこまで違いはない。なによりゲームを買えば制作会社にお金が落ちる。そのお金で次の作品が作れると考えれば、パチンコホールに捨てるよりかなりマシなお金の使い方だと言えるだろう。
服とゲームに出費できるなら、もうちょっとで真人間に戻れるぞ!
スレ主は脱パチンコのために起こした行動が奏功しなかったことに不満があるようだが、そうは言ってもパチンコ依存ってのは本来ものすごい麻薬のようなものだから、一朝一夕でどうにかなるものでもない。
今は服、ゲーム、パチンコで出費が倍増しているように感じているかもしれないが、個人的には「お、いい調子だな」と思える。
というのも、生活の上でタスクを増やす。つまり休日の遊びの選択肢を増やせば、それぞれの遊びに関わる所要時間の割合は減っていくものだからだ。
僕もパチンコホールには行く人間だが、模型もやるし飲み歩きもやるし、銭湯もほぼ毎日通ってるし散歩やら何やらで、やることがいっぱいある。特にパチンコホールって飲酒した人は入れない施設だし、銭湯行ったあとにホールに行くのも「せっかく体をきれいにしたのに、なんか汚れがいっぱいいる空間に入るのは嫌だ」と自制が効く。
ホールに行かずに済む別の選択肢を増やせば、自ずとパチンコにかける時間は減っていくだろう。なので、この人にはパチンコ、服、ゲームの三本柱にさらに数本、軸となる遊びの柱を立ててみることをおすすめしたいところだ。
そもそも、ガチのどうしようもないパチンコ依存の人はもうパチンコにしかお金を使わない。でも彼はそうではない。なのでどん底の依存状態と比較すると、かなりマシなのである。
