読みは冴え、覚悟は結果につながった。「大和証券Mリーグ2025-26」、1月20日の第1試合でTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が、わずか200点差の大接戦を制してトップを獲得した。序盤、東2局では先の展開を読んだ手組みをし、勝負どころで危険牌を堂々と切る覚悟を見せたことでアガリにたどり着くと、ファンからも歓声があがった。

【映像】好判断&覚悟 絶賛された萩原聖人のプレー(実際のシーン)

 Mリーグ初年度からプレーする萩原。過去、一度もレギュラーシーズンをプラスで終えたことがないが、今シーズンは8年目にしてついにその鬱憤を晴らすような活躍が続いている。この日のトップで、自己最多を更新するシーズン8勝目。ポイントも+138.6とチームに貢献している。

 躍動する萩原の好プレーが出たのは親番・東2局だ。配牌は両面ターツが1つ、ドラの6索が1枚あるだけで、テンパイにたどり着くだけでも至難の業というほどバラバラだったが、2巡目に6索を重ねてドラ2とすると、5巡目に役牌の發を暗刻にして一気にアガリへの距離が縮まった。

 ポイントとなったのは8巡目。カン八万を鳴いてイーシャンテンとなった場面だ。ここで周囲からは一・三万と持っていたカンチャンターツを払っていくかという声もあった中、ドラ6索を雀頭として固定する形で、8索の対子落としを選択。同巡、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)から先制リーチが入るも、萩原は果敢に前進。9巡目、9筒をチーして、あえて残していたカン二万でテンパイを迎えた。

 12巡目には覚悟を見せた。竹内には通っていない5筒、しかも赤牌を持ってきたがここは勝負どころと見てツモ切り。すると次巡、山に3枚残りだった二万を引き入れ、發・ドラ2の7800点(供託1000点)を獲得した。この一連のプレーにレジェンド解説・土田浩翔(最高位戦)は「素晴らしいアガリになりましたね」と絶賛。ファンからも「ハギー覚醒!」「ベタ押し」「つええええ!!!!」など、絶妙な判断と強気の押しが生んだアガリを称えていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)