不登校になっていた高校生漫画家。久しぶりの学校に緊張していたら


「いくら描いても先が見えない」スランプ中の高校生漫画家が偶然出会った男性は…/先生とひととせの青(1)

漫画家・夢咲ユタとして活動する、17歳の高校生・大空 豊。デビュー作『グリーンエスケープ』がヒットし、高校を休学しながら連載していたものの、スランプに陥ってしまい現在は休載中。「いくら描いても先が見えない…」漫画家として限界を感じ始めていた矢先に出会ったのは、“夢咲ユタのファン”だという桐ヶ谷 暖でした。豊は公園のベンチで暖と何気ない会話を交わすうちに、徐々に前向きな気持ちに。そして高校3年の春、久々に登校した豊を待っていたのは、なんと新任教師として赴任してきた暖でした――。現役高校生漫画家と高校教師が織りなす一度きりの青春物語『先生とひととせの青』を10回連載でお送りします。今回は第4回です。

※本記事は夏奈ほの著の書籍『先生とひととせの青』から一部抜粋・編集しました。

ユタ先生、本名を教えてもらえますか?


ちょうど来週始業式だし、春休みが明けたら学校行ってみようかな


ふぅ〜


いや〜久々に見たわ〜


緊張しすぎて心臓ちぎれそう


もしかして...豊?


誰かと思った〜


ざわざわ


担任の桐ケ谷暖です


著=夏奈ほの/『先生とひととせの青』