ローマ教皇が広島で乗車したマツダ3(広島市中区で)

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 24日に広島を訪問したローマ教皇フランシスコが移動に利用した乗用車「マツダ3」が28日、広島市中区の世界平和記念聖堂前で報道陣に公開された。

 今後、カトリック広島司教区の司教の公用車として使うという。

 カトリック中央協議会(東京)から打診を受けたマツダが、予備を含めて2台を寄贈、広島空港(三原市)から平和記念公園(広島市中区)までを往復した教皇の移動手段として使われた。

 質素な暮らしぶりを好む教皇に合わせて、大衆車であるマツダ3のセダンタイプを用意。教皇が環境問題に強い関心を持つことから、低燃費のエンジンを選んだ。

 バチカンとの調整を行ったマツダ総務部の川本昌彦主幹(57)は「歴史的な瞬間に携わることができ、地元企業として大変栄誉なことです」と話した。

 また同公園で24日夜開かれた「平和のための集い」で教皇が座った白い椅子(高さ130センチ、幅83センチ、奥行き62センチ)も公開。今後、一般公開を含めて活用方法を検討する。