マイクやセンサーで陣痛や胎動を検出する「陣痛予兆腹帯」を開発中

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 日清紡テキスタイル(東京都中央区、村田馨社長、03・5695・8810)が「陣痛予兆腹帯」の開発に取り組んでいる。妊婦が巻く腹帯に、センサーやマイクを装着。歪みセンサーで検出した子宮の収縮や胎動による圧力、マイクで把握した胎児の心音などの情報を適宜、産婦人科医などにワイヤレス送信する。

 出産に備え妊婦が産院に行く時期の提案や、妊娠中や出産時の事故回避につなげる狙いだ。同じ日清紡ホールディングス傘下の日本無線(東京都中野区)の通信技術や、新日本無線(東京都中央区)のセンサー技術と組み合わせ、製品化を目指す。

 今後、高齢化や人手不足などを背景に、「見守り」への需要が高まると見る。工場の作業員らの健康管理を目的としたウエアも開発中だ。導電性繊維上に取り付けたセンサーで、体温や脈拍などのバイタルデータや、音や紫外線など周辺環境のデータを取得。解析して異常検出などに活用するシステムを提案する。