台湾初、「AVにも著作権あり」の判決 日本AV海賊版販売事件で
この裁判は台湾人男性2人が日本製アダルトビデオの違法コピーを1枚25〜50台湾元(約85〜169円)で売りさばいていたとして、日本の複数のアダルトビデオ業者が海を越えて訴えていた事件。
しかし、今回の判決では著作出版の自由に対する保護の手厚さからその国の進歩と民主の度合いがうかがえるものであり、ポルノ作品がモラルと法に抵触するなら国は法に基づき適切に対応すべきだが、法律では禁じられていない規準によって独創的なポルノ作品の著作権が全面否定されてはならないとされた。また、諸外国ではポルノ作品の合法性と作品が公序良俗に反しているかは別の問題で、この2つは区別されるべきだとしている。
この判決について、知的財産権に詳しい専門家は時代に沿ったものだと評価、また、児童少年保護団体は今後判決の影響を見守りたいとした。さらに、ある識者は台湾社会は日本や北欧に比べ保守的だが、判決が直ちに国外正規版AVの大量流入につながるか注目したいと話している。
(陳亦偉/編集:谷口一康)
