驚愕!! 「ラーメン二郎」で“ニンニクチョモランマ”を注文し、食べてみた

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ユーザーから投稿された「キニナル」情報を検証すべく「はまれぽ」が体を張って調査!
今回のテーマは…

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<横浜のココがキニナル!>
関内二郎が好きでよくニンニクマシマシを頼みますが、ほんとはもっとニンニクを入れたいと思ってます。マシマシの上を頼む時はなんて言えばいいんですか??(Ibuki&Minatoさんのキニナル)

ラーメン二郎とは

ラーメン二郎とは、都内の三田を本店とし、関東各地に支店を広げているラーメン屋。コッテリ&大ボリュームのラーメンを提供してくれるので、一部のラーメンマニアから絶大な人気を誇る。

品揃えは豚の出汁が効いた醤油味のラーメン一点のみで、大きさは「小」と「大」の2種類。また、店舗によってトッピングなどが異なるようだ。


麺の量は店舗によって異なるが、「小」は一般のお店の大盛りくらいの量で、「大」だと「小」の約1.5倍の量になる。

特徴としては、極太麺とギトギトに脂ぎったスープ、厚切りチャーシュー、刻みニンニク、大盛りの茹でモヤシとキャベツ。また、好みによって、ニンニクの有無、野菜の多さ、味の濃さ、脂の量などを調節できるトッピングがあり、これらを「マシ」や「マシマシ」のキーワードで増やすことも可能だ。

なお、二郎のラーメンのカロリーは「小」ラーメンで1500〜2000kcalと言われている。一般的な成人の摂取カロリーの目安は、1800kcal〜2200kcal前後なので、それをたった一食で補えるわけだ。

ところで今回の質問内容、「横浜」とまったく関係無いと思うのだが気のせいだろうか?
しかし、せっかく「はまれぽ」に投稿してくれたからには調査せねばならない。

■「マシマシ」を超えるキーワードを発見?

まずは事前調査のため、インターネットでリサーチしてみることに。

すると「チョモランマ」という言葉が検索にひっかかる。

・・・これ、本当に言わなくちゃいけないんだろうか?
ガセネタのような気がしないでもないが、とにかく行ってみないと始まらない。

というわけで、はまれぽ編集部がよくお世話になっている、ラーメン二郎関内店へ向かった。

現地に到着すると、長蛇の列が待ち構えている。

ご存じの方も多いかと思うが、同店は行列ができることで有名。横浜で一番長蛇の列ができる飲食店といっても過言ではないだろう。

通常であれば、だいたい20〜30分程度並ぶことに。また、特別なトッピングが提供される日などは1時間は当たり前。下手すると2時間以上も並ばなくてならないこともあるのだとか。

前置きが長くなってしまったが、まずは列に並び、待つこと約30分ほどで「ラーメン小」の食券を購入。そして店内へ入ったあとは、空いた席へ座り、店員から声をかけられるのを待つ。

店員:ラーメン「小」の方、ニンニクいれますか?

―「チョモランマ」でお願いします!

・・・あたりから軽く失笑がおきる。私がいったい何をしたというのだろうか?
そして待つこと少々、店員がラーメンを運んできた。

店員:はい、お待たせしました!

野菜はてんこ盛りだが肝心のニンニクが入ってない・・・

―あの〜・・・ニンニク「チョモランマ」でお願いしたいんですが・・・

店員:わかりました。ニンニク「チョモランマ」ですね?

なるほど。チョモランマだけだと、ヤサイの「チョモランマ」になるようだ。次回はもうないと思うが、注文する際にはニンニク「チョモランマ」と伝えるべきだろう。

その後、タッパからザッ!と大量のニンニクがラーメンの上に盛られ、ラーメンが目の前に置かれる。

■驚愕のニンニク「チョモランマ」登場!

店員:はい、お待たせしました!


これは何だろう?
まるでニンニクが粉雪のように、ラーメン上にしんしんと降り積もっている。

頭の中のBGMはレミオロメンの「粉雪」が流れ、この地点で戦意喪失状態。
これ、本当に食べられるのか?

一瞬、このまま帰ろうと考えたが、せっかく注文したものを食べずに帰るのは忍びない。世の中には食べたくても食べられない子供たちが沢山いるのだ!

そう自分に言い聞かせ、まずは食べてみた・・・。

うん、尋常じゃないくらい辛い!
いや辛いを通り越して別の味といったところだろうか。

そして口の中が燃えるように熱い。麺や具を飲みこむと、胃や食道が熱くなっていくのがわかる。
アルコール度数が高いお酒を飲むと、胃が熱くなるが、それとは全く別のものだ。

なんとか半分くらいまでは食べてみたものの、そこから体に異変が起きる。

視界が歪み、丼ぶりを持つ手が震えるのだ。

食事をして手が震えるなんて生まれて初めての経験である。きっと体がニンニクへの拒否反応を起こしてるのだろう。
 

唐辛子を入れて味を変えてみるものの効果はまったく無し。

目の前が白くぼやけ、ひどい眩暈をおぼえるが、最後の気力を振り絞って丼ぶりを持ち上げる。
スープを一気に飲み干し、なんとかギブアップは免れた。
 

■取材を終えて

今回の記事はいかがだっただろうか?

ラーメン二郎は私も好きなのでよく食べに行くが、「チョモランマ」だけは二度とコールしたくない。
大金を積まれても嫌である。

今回、投稿してくれたユーザーには忠告だけしておくが、本気で止めたほうがいい。
美味しく食べたいのであれば、「マシマシ」で止めておくべきだ。

なお、ニンニク「チョモランマ」を食べたあと、2日間は体中からニンニクの臭いが消えず、外出した際の周囲の目線が痛かった。それでもチャレンジしたい!という命知らずの方は、そのことを念頭においた上でチャレンジしていただきたい。



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