広西チワン族自治区河池市で8日午後5時ごろ、下校中の小学生らがオオスズメバチの群れに襲われた。同件で8歳の少女1人が死亡した。少女はいったん逃げたが、いっしょに歩いていた4歳の妹がいないのに気づき、救いに戻ったところ刺された。中国新聞社が報じた。

 ハチの群れは、小学生を取り囲むようにして襲ったという。高学年の生徒は速く逃げたのでそれほど刺されなかったが、小さな子どもが取り残された。

 8歳の王芳ちゃんはすぐに遠くに逃げたが、一緒にいた4歳の妹の王麗ちゃんが逃げ遅れたことに気づいた。すぐに駆け戻り、妹を背負って逃げる途中に全身を刺されて倒れた。

 周辺にいた大人が気づき、刺された子どもを近くの衛生院(簡易病院)に運んだ。王芳ちゃんは衛生院に到着したとき、すでに呼吸が止まった状態で死亡が確認された。妹の王麗ちゃんも危険な状態だったが、設備が比較的整った百色市人民医院(病院)に改めて搬送されて治療を受けた結果、10日の時点では心拍や呼吸も次第に正常に近づいているという。

 同件ではハチに刺された小学生ら17人が入院したが、10日までに退院した。3人は重体で入院中だが、命に危険が及ぶ心配はなくなったという。4歳の王麗ちゃんが小学生の姉と一緒にいた経緯については伝えられていない。

 消防と警察は9日に小学生が襲われた場所周辺を捜索し、大きなスズメバチの巣を発見して焼却した。(編集担当:如月隼人)